相手を許して自分を楽に 怒りに振り回されない3つのマインド
怒りを持ち続けることで、疲れるのは自分自身かもしれません。怒りを手放して、自分を自由にしてあげるにはどうすればいいのでしょうか?
心の中で、グラグラと煮えたぎる怒り。「絶対に許せない!」と決めるのも、選択肢のひとつです。ただ、相手を許さないせいで、自分が怒りの感情に苦しんでしまうのは悔しいですよね。
勇気を出して相手を許すことで、自分自身が楽になる可能性もあるのかもしれません。激しい怒りに振り回されない考え方を、fumumu取材班が聞いてきました。
①常識で考えない
「『普通はこうするでしょ?』『常識で考えたらありえない』など、自分の常識だけで考えないほうがいいと思います。
『私だったらそんなことしないのに!』と思っても仕方ないですよね。だって、相手は自分じゃないんですから。自分と他人は、今まで培ってきた常識も価値観もすべてが違うんですよ。
自分の価値観で相手の行動を理解しようと思っても、なかなか難しいと思います。『全然理解できない、私とは違う考えの人だ』と割り切って、理解できないと諦めるほうが、気持ちが楽になると思います」(20代・女性)
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②期待しない
「人に対して怒りが生まれるときって、多くは期待を裏切られたときだと思うんです。『自分だけがんばっていて、全然助けてくれない』とか、『もっとこうしてほしかったのに、期待外れだ』とか。
相手に期待しているからこそ、期待に応えてもらえなかったときにイライラしてしまうんですよね。ただ、勝手に期待しているのは自分だから。
相手からすれば、理想通りの言動を求められても困りますよね。他人はコントロールできないと理解して、自分の中の期待を捨てることで、怒りも解消できるんじゃないでしょうか」(20代・女性)