26日放送の『ABEMA報道リアリティーショーAbemaPrime』の一部が公式チャンネルでも配信。番組では、お金教育について特集し、資産形成を子供のうちから教える取り組みについて取り上げました。
その中で、元2ちゃんねる管理人で実業家の西村博之(以下ひろゆき)さんが、品川区のマネー教育に対し、苦言を呈する一幕が。
■熱が高まるお金教育
来年4月から始まる高校の新学習指導要領にて、家庭科の授業で「資産形成」が扱われることが決まっているなど、目下熱が高まっているお金教育。
しかし、もともと日本で教育に組み込まれてこなかったジャンルなだけに不安の声も多く、この日ゲストとして登場した経済アナリストの森永卓郎さんは「いかにも役人が考えそうなこと」「仕組み自体を学ぶのは大事なことだが、背後に金融村の意向を感じる」、起業家の株本祐己さんは「大半の人は運用するほどの資産を持ってないので、資産運用の勉強をしてもあまり意味がない」「稼ぐほうが先だと思う」と、スタジオは慎重派が多い状況です。
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■「30歳年収650万円」想定にツッコミ
そんな中、VTRで品川区が中学生向けに行なっている取り組み「ファイナンス・パーク」が紹介されました。
個人のお金に関する意思決定と進路選択が主なテーマで、「30歳、既婚、子供1人、年収650万円」などの想定で、収入に応じた家賃・食費などに関する「意思決定」を行なう…などがその内容のよう。
しかし、これに対し、ひろゆきさんは「30歳年収650万っておかしくないですか。今の日本の平均年収、年収400万円ですよ」「まずありえない設定じゃないですか」と、まず設定から現実離れしていると指摘しました。
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