明石家さんま、森会長の女性蔑視発言に『から騒ぎ』を回顧 「今、アカンよな」

明石家さんまさんが、最近のお笑いや番組について「テレビが面白くなくなるのは当然」と発言しました


■「発表する場が出てきてしもうたから、素人が」

また、1992年から2014年まで放送された『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)内のコーナー「ご長寿早押しクイズ」では、コーナーが開始した当初「老人を笑いものにしてる」「老人をバカにしすぎだ」と多くのクレームがきたことも明かしました。

これに対しては「あれは笑ってあげた方が老人のためで、年寄りも元気になる」と考えを述べ、「今はネットがあるから、それを発表する場が出てきてしもうたからね、素人が。っていうことですよ」と、SNSで発信することが当たり前になっている今、“素人”の言葉が大きな影響を与えるようになったとの持論を展開しました。



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■東野幸治は「アップデート」

昨年5月、お笑いタレントの東野幸治さんは、自身のYouTubeチャンネルで多様性を受け入れ「アップデート宣言」したことが話題になりました。

この時「オネエキャラ」に対して「オッサン」という言葉を使って笑いが成立するのは「同じ立場に立っているはるな愛のようなタレントだけ」と話した東野さんは、ものまねタレント・りんごちゃんに対して「りんごちゃんなんかは男やろ?」と問いかけた、さんまさんについて言及。

りんごちゃんは返した「そういうのないの、性別がないの」との言葉には「おっさんやないか、アホ、お前」と畳み掛けたことに「さんまさんもアップデートしなければいけないと思うんですけど」と語っていました。

かつての“笑い”が規制されることに「やりづらい」「面白くなくなった」などの声をあげている大御所芸人も多く見られます。

「テレビが面白くなくなる」と切り捨てるのではなく、性別や年齢を笑いものにしない“笑い”を追求していただきたい…と願う声が届きますように…。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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