■「ワンダーウーマン」の影武者
現在公開中の映画『ワンダーウーマン 1984』は、DCコミックスに登場する女性ヒーロー「ワンダーウーマン」の活躍を描いていますが、1970年代にはこの「戦う女性」を主人公としたテレビドラマが製作されていました。
本作では、この「ワンダーウーマン」の「スタントウーマン」を実際にこなしたジニー・エッパー、ジュール・アン・ジョンソンらが登場。当時の撮影秘話などを語っており、長い間「スタントウーマン」として生きてきた彼女たちの話は、同じ女性として実に興味深いものになっています。
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■己の力を知る潔さ
もちろんほかにも、たくさんの現役スタントウーマンたちが登場。過酷なトレーニングや、死と隣り合わせの仕事に対する思いなど、その熱量に圧倒されます。
その中で、彼女たちは口をそろえて、「無理だと思ったら、『できない』とはっきり断る」といいます。命に関わる仕事ですから、二度と失敗はできません。
自分の力を知り、挑戦し続ける潔さ。それを軸に、信念を持って活躍するスタントウーマンたちに、憧れざるをえないのです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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