■史実とファンタジーの融合
本作のおもしろさは、戦国時代にタイムスリップした高校生が、戦国武将と戦う奇抜な設定にあります。ですが、それだけでは、ただのファンタジーで終わってしまうところを、本作では、そこに史実を織り交ぜた部分が、最大のおもしろさといっていいでしょう。
舞台を、安土城のあった場所近くの高校にしているところからも、リアルとファンタジーの融合で、壮大なエンタテインメントを創造しようとした笠原さんの意気込みが伝わってきます。
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■織田信長は明智光秀の謀反を回避?
史実では、織田信長が安土城の築城を開始したのが、1576年とされています。前年の1575年には、長篠の戦で、宿敵武田氏を破った信長は勢いに乗っており、その象徴としての城だったともいわれています。
ところがその6年後、明智光秀の謀反によって、命を落としてしまう信長。いわゆる有名な「本能寺の変」ですが、その後安土城は、焼失してしまったのでした。
ですが、本作では、新田さん演じる西野が、信長と戦います。はたして西野は歴史の流れを変えるのでしょうか? それとも……?
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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