■財政難でクラウドファンディングをしていた
なかには「客の年齢層に変化が生じている事を素敵な呼称で書いたと思うんだけど」「毎度騒ぎすぎ」「なんで〜?『素敵なお姉さま』と言ってもらえてるだけ有り難いやないか」という意見や、実際に園内の展示はユーモアに富んだものが多いことから、「そういうノリで悪意はなかったのでは」と考える人も少なくありません。
しかし、この「モンキーセンター」は以前から「想いはある。絆もある。ないのはお金だけ」と財政難であることを示し、クラウドファンディングを募っていた施設。
女性蔑視とみられかねない文言に重ねて「お客様から支援をしてもらう立場」であるにも関わらず、上記の内容を投稿したのは軽率ではないのかと語るツイートが投稿されるなど、まさに賛否両論。現在も多くの関連投稿が増え続けている状態です。
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■謝罪文掲載後も議論は続く
センター側は5日、「スタッフには日頃より明るく楽しみながらも、自律・自立を重んじて職務に取り組むよう指導して参りました。その信念が適切に実現されずにこのような事態を招きましたのは、所長である私の指導力不足と監督不行き届きによるものと深く反省しております」と謝罪文を掲載。
続けて「不適切な投稿をした本人にはすみやかに厳重注意をし、詳細を調査いたしました」「添えられた文言によって多くの方々を傷つけた事実に弁解の余地はありません」「私も含めスタッフ全員がこの事実を重く受け止め、どなたにも安心してご来園いただける施設であるよう、意識改革や体制の改善に努めることをお誓い申し上げます」など、真摯な言葉を綴りました、論争はしばらく続きそうです。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)- 1
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