古くから北海道で食べられてきた和菓子「べこ餅」をご存知でしょうか? 函館に短期移住中の筆者が現地で購入した3種を食べ比べしてみました!
■「べこ餅」とは?
今回、ご紹介する葉っぱの形をした「べこ餅」とは、古くから北海道で食べられてきたお菓子。
特に5月の端午の節句は柏餅ではなく「べこ餅」で、北海道の中でも主に函館などの道南で親しまれてきたものだそうです。
そのルーツは、青森などの東北であるという説もありますが、定かではないそう。しかし葉っぱの形をしているのは、北海道だけといわれているのだとか。
べこ餅には様々な味つけやメーカーがありますが、今回は北海道の食品メーカー・北島製パンの、スタンダードな「べこ餅」と「しょうゆくるみべこ餅」、そして「あんべこ餅」の3種を食べ比べてみました!
関連記事:ファミマ新商品『とろけるクリームわらび餅』を食べてみたら…溶けた
■黒糖が美味しい「べこ餅」
まずはスタンダードな「べこ餅」(118円・税込)から。黒糖のお餅と、白いままのお餅が2色になっています。しっかり葉っぱ型なのがかわいいですね!
食べてみると、その味のはっきりしたコントラストに驚き。白いほうは甘みがあるシンプルなお餅なのですが、茶色いほうは少し苦味がある香ばしさ。
異なる甘みが合わさって、ありそうでなかった味わいを感じられます。お餅もモチモチで重量感たっぷり。
- 1
- 2