■大切な存在であったと実感
そんな時、加藤さんが手に取ったのは志村さんの著書。そこには、「俺がもうちょっと年を取ったら加藤さんにどうしても言いたい。おれがこの道を歩んでくれたのはあなたがいたから」と感謝の言葉がつづられていました。
加藤さんは「俺は志村を拾ったとか、そんなことは考えてなくて自分の相方と思ったから一緒にやりたいと思った」と語りつつ、「志村がどれだけ大事だったんだろう、その気持ちがスゲーある」と、8歳年下で、自分より長生きして当たり前だと思っていた人が突然いなくなる辛さを自らの言葉でつむぎました。
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■受け入れるということ
その思いは加藤さんだけでなく、普段口数の少ない高木ブーさんや、仲本工事さんも同じ。
盟友の死を受け入れようとする彼らの思いに対し、ツイッターからは「まだまだ、志村さんとお別れ出来ない」「胸が痛くなった」といった反響が続出しています。
中には「ちょっとウルって来た」「やっぱ志村さん観ると泣いてしまう」と志村さんを懐かしみ、思わず泣いてしまった方も多数見受けられました。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)- 1
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