「どうせお世辞でしょ?」 卑屈にならずに褒め言葉を受け取るには?
相手から褒めてもらったときに、卑屈にならずに言葉を受け取るにはどうすればいいのでしょうか?
誰かに褒められたとき、「どうせお世辞でしょ」と卑屈な気持ちになっていませんか? 相手の言葉を疑ってしまうのも、自分の気分がよくないですよね。
褒め言葉を素直に受け止めるには、なにを意識すればいいのでしょうか。fumumu取材班が、考え方のコツを聞いてきました。
①まずは「ありがとう」
「周りから褒められたときは、まずはお礼を伝えることが大切だと思います。相手の言葉がお世辞かどうかは、たとえ聞いてもわからないと思うから。
わからないことを疑って疲れるより、サラッとお礼を言って流したほうが自分が楽だと思います。お礼を言うことで、相手の言葉を受け止める練習にもなるんですよ。
毎回褒め言葉を否定していたときより、ちゃんとお礼を言っている今のほうが、褒められた直後の卑屈な気持ちが湧いてこないんです。素直に言葉を聞く練習の効果が、少しずつ表れているんだと思います」(20代・女性)
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②お世辞で褒めない
「相手の言葉を疑ってしまうのは、自分も同じようにお世辞で褒めているからだと思います。自分がいつも本心で褒めていれば、相手の言葉を疑うこともないんじゃないでしょうか。
自分が本心で相手を褒めていないから、結局相手もそうなんでしょ、と決めつけてしまうんだと思います。相手の言葉を素直に聞きたいなら、まずは自分が本心で誰かを褒めてみるべきだと思います。
自分ができていないのに、相手には本心で褒めることを求めるのは傲慢ですよね。誰かを褒めることに慣れたら、自分が言われる褒め言葉も、相手の本心だと信じることができるんじゃないでしょうか」(20代・女性)