見ず知らずのオッサンYouTuberに12万人もの人が魅了されるワケ
なぜYouTube好きはYouTubeを観るのか。そこにはどんな魅力があるのか。数ある魅力の中から、「やっちゃんねる」を題材に紹介したい。
■孤独な生活を淡々と写す
ライブ配信動画では普通に喋る一方、日常を撮影した動画は「映像+画面下のテロップ」で進んでいくことが多く、その内容もどこにでもいる地方のオッサンの暮らしを撮ったもの。
給料日には刺し身を買ったり、週末になると車で30分かかる場所にあるタリーズに出かけたり、食後に筋トレをしたり…と本当に何気ない日常なのですが、画面下のテロップの程よい自虐感にクスッとさせられ、気づけば見入ってしまいます。
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■セレブ生活を観るのとは違う楽しさ
リアルゆえの起伏の少なさが気になるのは最初だけで、視聴者である私たちと同じような生活を送っているからこそ、そこにある小さな喜びに共感できたり、やっちゃんねるさんの几帳面さ(例えばお米を研ぐときにボウルを使っているところなど)に違いを感じたりできます。
ゴージャスな暮らしをしている芸能人の生活を『ダウンタウンDX』で観るときとは違う楽しさがありますし、また、やっちゃんねるさん自身が私生活をどんどんさらけ出していくので、視聴者的には他人の暮らしを細かく覗き見ているような感覚になってくるのです。