原因のわからないモヤモヤを「言語化」で解決? 上手に言語化する方法
原因不明のモヤモヤは、言語化することで解決方法が見えてくるかもしれません。
原因のわからないモヤモヤに、苦しめられた経験はありませんか? モヤモヤの原因がわからなければ、なかなか解決もできませんよね。
fumumu取材班が、モヤモヤを言語化する方法を聞いてきました。
①単語を組み合わせていく
「モヤモヤが溜まってきたら、ひとまず単語をノートに書き出すようにしています! 原因がわからないモヤモヤなら、可視化したほうが楽になると思いますよ。
『つらい』『イライラする』『仕事が面倒』『〇〇さんの言葉が嫌だった』など、気持ちや出来事を単語で書き出してくんです。
その単語を、『〇〇さんの言葉をどう思った?』『悲しかった』『どうして言われた?』『私のあのときの態度?』と、単語同士をくっ付けて文章にしていくんです。気持ちがスッキリするまで書き出すと、モヤモヤの原因が見えてくることが多いですよ」(20代・女性)
②人に聞き出してもらう
「なにに不満を持っているのかハッキリしないときは、人に聞き出してもらうのがおすすめです。親しい人に話を聞いてもらいながら、インタビューのつもりで色々質問してもらうんです。
頭の中を整理しながら言葉にしていくうちに、自分の中で引っかかっていたことに気がつけるんですよ。ひとりで考えても答えが出なかったことが、人と話すだけで問題の本質が見えてくることも多いです。
ひとりで考えすぎてしまうと、どうしても悪い方向に考えてしまったり、事実と想像を混ぜてしまったりしますから。客観的な視点が入ることで、問題がわかりやすくなるんだと思います」(20代・女性)
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③日記をつける
「自分の思考回路を整理するなら、日記をつけるのがいいと思います。自分の考えを文章にする練習になるので、毎日書いていると、どんどんスムーズに気持ちを書き出せるようになりますよ。
自分の気持ちに向き合う時間って、普段の生活の中で意外と少ないんですよね。モヤモヤしたときに過去の日記を読み返すと、同じことでずっと悩んでいることに気が付いたり、過去の自分に解決方法を教えてもらえることもありますよ」(20代・女性)
漠然とした不安感も、突き詰めていけば本質が見えてくるかもしれません。
言語化する習慣を付けられたら、解決能力もグンと高まりそうですね。
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(文/fumumu編集部・nana)