バンダイ、フェイスシールドを製造・寄付 「少しでもサポートしていきたい」
「バンダイ」の子会社「シーズ」がフェイスシールドを寄付しました。
1日に、「バンダイ」の子会社「シーズ」が、飛沫防護マスク「フェイスシールド」1万セットを製造し、寄付したことが明らかになりました。
■医療現場では必須
4月14日より、厚生労働省では「サージカルマスク、長袖ガウン、ゴーグル及びフェイスシールド、 の例外的取扱いについて」というタイトルで医療現場に通達。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場では必須のサージカルマスク、長袖ガウン、ゴーグル及びフェイスシールドの需要が高まったことを受け、国も確保に尽力を尽くしています。
また、これらは本来使い捨ての道具ですが、今回は例外的取扱いとして(物資が不足している場合に)再利用するなど個人防護具を効率的に使用することが可能なことを受け、留意点をまとめています。
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■フェイスシールドを支援
「バンダイ」の子会社で人気アニメ「ガンダム」のプラモデルなどを製造している「シーズ」が、医療現場支援のため、菊池記念病院の要請を受けて、飛沫防護マスク(フェイスシールド)を生産。
要請を受けてから2週間で、おもちゃ製造で得たノウハウを生かしてフェイスシールドの金型を作り、寄付するに至りました。
今後も、1日3000セットの生産を行っていく模様です。「現場で大変な思いをしている医療関係者を少しでもサポートしていきたい」と話していました。
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■トヨタでも…
また、トヨタでも4月28日に、フェイスシールドについて生産状況を発表。貞宝工場で試作型や3Dプリンタを活用して週500~600個(2千程度)を生産。
元町工場でも生産を行うことで、月4万個に引き上げたことを明かしました。今後は、月7万個の生産まで拡大する予定のようです。
医療現場の人が少しでも安心して仕事に打ち込むことができますように…。
先日、キンタロー。さんの夫が、キンタロー。さんお手製の特製ウイルスブロックを紹介していましたが…、販売されるようになれば、小さな子供がいる方も安心を得られるようになるはず。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)