「周りの空気を読みすぎて、いつも疲れてしまう…」 場に合わせることで精一杯になってしまう自分を、少しでもリラックスさせてあげる方法はあるのでしょうか?
他人の感情に振り回されない考え方を、fumumu取材班が聞いてきました。
①言葉だけを受け取る
「相手の態度を深読みしすぎて、言葉の裏を考えてしまうのは意味がないと思います。態度が悪そうに見えても、自分の勘違いかもしれないし。単純に体調不良なだけかもしれないですよ。
周りに気を使う人は、言葉以外の情報を受け取りすぎているんだと思います。相手から言われたことだけ受け取ればいいのに、『本当はこう思ってるんじゃないかな』って、悪い想像をしてしまうんですよね。
でも、いくら考えても相手の気持ちなんてわからないですから。考えてもわからないことをずっと考えていても、自分が疲れるだけですよね。
ネガティブになりそうになったら、あくまで相手に言われたことだけを受け取って、その他のことは自分の想像だと割り切ったほうがいいと思います」(20代・女性)
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②感情に同調しない
「相手の負の感情に同調しすぎると、自分が疲れてしまうので…。あくまでも他人の感情なので、自分の感情と混ぜないことが大切だと思います。
泣いている人を見て、相手以上に自分が悲しくなってしまったり。怒られている人を見て、自分が怒られている気分になってしまったり。
つい感情移入しそうになるけど、相手からしても、わかったようなことを思われても迷惑な気がします。相手の感情は相手のものですから、自分勝手に想像して悲しんだりしても、相手にはメリットがないと思うので。
『かわいそう…』と同情されることが、相手にとってはすごく嫌な場合もありますよ。相手の感情に同調して、自分の気持ちにすり替えないように注意したほうがいいと思います」(20代・女性)
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③「読めてる」意識を捨てる
「私は、空気を読めていると思うのをやめました! 『人の気持ちが伝わってきて疲れる…』と友達にこぼしたときに、『そもそもそれって想像だよね?』とサラッと言われたことがあったんですよ。
確かに、自分が想像した相手の気持ちと、相手の本当の気持ちをすり合わせたことはないんです。自分は空気を読めているつもりでも、もしかしたら見当違いのことを思っているかもしれないなと思って。
『空気を読みすぎて疲れる』と思うなら、『そもそも全然読めていないかも!』と振り切ってしまうのがおすすめです。見えない相手の気持ちに振り回されていたときより、ずっと楽になりましたよ」(20代・女性)
人の感情に敏感なことは、自分に負担がなければとても素晴らしい長所です。
察知した感情を自分の中にそのまま入れずに、サラッと受け流すことができれば、上手に長所を活かして過ごすことができそうですね。
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(文/fumumu編集部・nana)