「イライラしなきゃよかった…」 会社で怒って損したと感じた経験
社内でイライラを出したことで、自分が損をしてしまった人もいるようです。
上司の理不尽な指示、後輩のやる気のない態度、同僚の自分勝手な行動…。
「あーイライラするなぁ!」と思っても、場合によってはグッとこらえたほうがいいかもしれません。イライラを社内で隠さなかったことで、自分が損をしてしまった人もいるようですよ。
fumumu取材班が、会社で怒って損をした経験を聞いてきました。
①意見が正当に伝わらず…
「ミーティング中についイライラして、怒りを隠さずに発言したときに、こちらの意見がちゃんと伝わらなかったことがありました。周りから見て、”ただの怒っている人”になってしまったんです。
怒っている状態だけが伝わって、話している内容を冷静に聞いてもらえなかったんですよね。確かに、イライラしている人の話なんて、あまり聞きたくないよな…と思います。
本当に伝えたいことがあるなら、怒りとしてぶつけるのではなくて、相手が理解できるように冷静に意見を言わなくてはいけないんだなと思いました」(20代・女性)
②社内で愚痴を言ったことで…
「上司の態度があまりに理不尽だったので、社内の食堂で同僚に愚痴っていたんです。そしたら、すぐ側に同じ部署の人がいたらしくて…。
私はまったく気がつかなかったんですが、話が聞こえる距離にいたらしいんですよね。上司とも仲がいい人だったので、告げ口されているんじゃないかと、午後の仕事は集中できませんでした。
いくらイライラしても、社内で愚痴は言わないほうがいいですね…。上司に話が伝わったら、仕事がやりにくくなるだけですから。イライラを発散させるなら、会社の外でやったほうが安心だと思います」(20代・女性)
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③関係ない人への態度が…
「仕事でイライラしていたときに、無関係の人に対しての態度が悪くなってしまったことがあったんです。
その人にとっては、私は怒りをぶつけてくる嫌なやつに見えたと思います…。私が怒っていたとしても、周りの人には関係ないことですよね。
イライラを隠そうともしなかったのは、ただのワガママだったなぁと後悔しました。その後会ったときに態度が悪かったことは謝罪しましたけど、怒りをコントロールできない人だと認識されてしまったと思います」(20代・女性)
後先考えずにイライラを放出してしまうと、自分が損をすることもあるようです。
ただ、怒りを出すことは、ときに環境を変えるために有効の場合もあります。耐えられないほどの劣悪な職場環境なら、怒りを面に出すことで、自分を守れることもあるかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)