新型コロナウイルスの対応で別れた明暗 「潰れる企業」5つの失策
人手不足のため、事業縮小を余儀なくされたり倒産したりする企業は少なくありません。
新型コロナウイルスに対する、企業の対応は様々です。厚生労働省では、小学校の臨時休校などに伴い会社を休んだ保護者の賃金を保証するなどとしていますが、実際に企業が対応してくれるかどうかは別の話。
fumumu取材班が、経験者たちに、詳しい話を聞きました。
①子供の預け先がなくても欠勤扱い
「臨時休校のため、小4の子どもの預け先がありません。夫婦揃って実家は県外だし、かと言って1人で留守番させるのは不安…。
このような状況を勤め先に説明しましたが、自己都合の欠勤扱いになると言われ、怒りが収まりません」(30代・女性)
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②新型コロナでなければ欠勤扱い
「37.5度の発熱があったので職場に休みの連絡をしたのですが、『新型コロナでなければ欠勤扱い』と言われてイラッとしました。
しかも、心配性みたいに扱われ、不愉快極まりないです!」(30代・女性)
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③電車が止まるまで通勤させる
「新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってテレワークが推奨されていますが、『電車が動いている限り通勤すべき』と、社長。
社員を守るつもりは、さらさらないようです。こんな会社、辞めてやります!」(20代・女性)
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④社員を全く信用しない
「勤め先は家族経営の企業で、『社員は家族』言ってくれた社長のことを心から信頼していました。
でも、臨時休校のためテレワークを申し出たところ、『情報漏洩の可能性がある』と、一切認めてくれなくて…。
社長の考えも分からなくありませんが、本心では全く信用してもらえていなかったことに心底ガッカリしました」(30代・女性)
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⑤マスク義務化も支給はしない
「『新型コロナウイルス予防の観点から、社内のマスク着用を義務化する』と、一斉メールが。でも、出勤している以上、朝からドラッグストアに並ぶことなんてできないし、マスクなんて全然買えません!
支給もしてもらえないし…マスクが買えない社員は、辞めろと言わんばかりで腹立たしいです!」(20代・女性)
新型コロナウイルスに対する企業の対応は、働き先を選ぶ上での参考になりそうです。
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(文/fumumu編集部・志都)