イギリス王室のウィリアム王子が、公務として訪れたアイルランドにて新型コロナウイルスに関するジョークを飛ばし、英語圏のメディアをはじめ世界中で物議を醸しています。
■新型コロナの報道に関心を示すも…
キャサリン妃と共に首都・ダブリンのギネスビール醸造所で行なわれたレセプションパーティに参加した王子は現地の救急医療隊員らと対面。
そのうちの1人に「現在みなさんは『コロナウイルスに感染したら死ぬ!』と言う患者を多く診ていると思いますが、実際は『いや、あなたのはただの風邪です』といった展開が多いのでは?」とジョークを飛ばしました。
現地メディアは、英国王位継承権を持つウィリアム王子が、新型コロナウイルスの報道が過剰ではないかと心配していると説明し、彼が「様々なニュースになっていると思うけど、救急隊員の貴方たちはどう思いますか?」と質問したと報道しています。
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■お茶目なジョークを披露
しかし、その後ウィリアム王子は「そうだ、ケンブリッジ公爵と公爵夫人は(多忙なスケジュールと各地を移動していることから)新型コロナウイルスを巻き散らかしてると思います。すみません!」と一言。
続いて「疫病に関してはすごく関心がありますよ。公務を辞めるべき時が来たら教えてくださいね」とお茶目な笑顔を見せました。
この言動はバッチリ動画に収められており、早々に英語圏のニュースや動画サイトで公開されています。
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■各地から失望の声
王子はちょっとしたジョークのつもりだったのでしょうが、現在イギリスでは85人の感染者が見つかっており、笑い事ではありません。
ネットからは「ジョークにしていい話じゃない。父親に似て傲慢になってきた」「本当にウィリアムが言ったの…?信じられない」「王子でもしょうもないジョークを言うんだな」「こいつも馬鹿だったか」といった失望の声が届いています。
民衆に寄り添おうとしたものの、「失言」と捉えられてしまったウィリアム王子。下手なジョークは言うものじゃないのかもしれません…。
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(文/fumumu編集部・AKO)