年齢を重ねていくうちに、人それぞれ生活環境は変わっていきます。特定の人たちと同じ空間で話す機会も、学生時代と比べるとグッと少なくなりますよね。
個々の生活をしている中で、友達と呼べるまでの関係性を作ることはできるのでしょうか? fumumu取材班が、大人の友達作りの秘訣を聞いてきました。
①相手の立場を考える
「学生時代と違って、生活している環境がそれぞれ違うことを自覚するべきだと思います。子どもがいる人もいるし、仕事が忙しい人もいるし。
自分が会いたいからと一方的に押し付けてばかりだと、相手も疲れてしまいますよね。誘うときに相手の忙しさを確認する一言を入れるだけでも、印象は全然違うと思います。
仕事や子育てで余裕がない人も多いでしょうから、気遣いをしてくれるだけで、相手にとっては好印象になるのではないでしょうか」(20代・女性)
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②完璧を求めない
「大人になってからの友達作りって、結構ハードルが高いと思うんです。学校のときみたいに、同じ空間に長時間一緒にいられるわけではないから、性格が分かるまでに時間もかかるし…。
だからこそ、完璧に性格が合う人を最初から求めないほうがいいと思います。ちょっと価値観が違うところがあっても、さらに時間をかけることで親友レベルに仲よくなれるかもしれないし。
早い段階で友達になれるかどうかを判断せずに、長い目でゆっくり親睦を深めていけばいいと思いますよ」(20代・女性)
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③先入観を持たない
「大人になると、色々な肩書きができるじゃないですか。起業した社長とか、バリバリのキャリアウーマンとか、専業主婦とか。
肩書きで自分に合うかどうか判断しそうになっても、先入観で相手を決めつけないほうがいいと思います。どんな肩書きを持っているにしても、その人の性格は話さないと分からないですから。
学生のときだったら絶対に友達にならないタイプの人でも、大人になって話すとすごく気が合うこともありましたよ」(20代・女性)
「学生時代の友達は一生もの」と言われることもありますが、大人になってからの人間関係がすぐに壊れるわけではないはず。
学生のときは関わらなかった新たなタイプの人と、大親友になる可能性だってありますよね。素直に相手を誘ってみたら、交友関係もグッと広がるかもしれません。
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(文/fumumu編集部・nana)