「いじられキャラ」という言葉がありますが、望んでいじられている人は、どれくらいいるのでしょうか。表面上は笑っていても、内心は深く傷ついている可能性だってありますよね。
今回は、いじられることが嫌だと相手に気づいてほしいとき、どう行動したらいいのかfumumu取材班が聞いてきました。
①気持ちを理解してくれる味方を作る
「学生のとき、同じグループの一部がいじってくるのがつらくて…。空気を悪くするのも怖くて、ずっと我慢していたんです。でも、やっぱり我慢できなくて。
ぽろっと、同じグループのひとりに『あれつらいんだよね…』と言ってしまったんです。そしたら、『そうだったんだ!気づかなくてごめんね』と謝ってくれたんです。
それから、わたしがいじられるとそれとなく話題を変えたり、フォローしてくれるようになりました。誰かひとりでも味方だと、こんなに心強いんだと思いましたよ」(20代・女性)
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②コミュニティ・グループを抜ける
「中学の同級生との集まりでは、いつも私がいじられ役だったんです。見た目のことや、彼氏がいたことがないことも馬鹿にされて…。でも、もう私は社会人で、付き合う人間関係は選べるんですよね。
思い返してみると、私から会いたくて遊びに誘う人に、中学の同級生はひとりもいないんです。そう気がついたとき、勢いでLINEグループを退会しました。
感情のままに行動したからできたことだけど、すごくすっきりしましたよ。個別に何人かから連絡は来たけど、最近忙しくて~と流していたら、もう誘われることもなくなりました。結局、そのレベルの繋がりだったんですよね」(20代・女性)
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③「もう本当にやめて」と静かに言う
「どうしても我慢できなくなったとき、うまく笑えずに真顔で『もう本当にやめて』と言ったことがあるんです。自分でもやっちゃった! と思ったけど、意外と相手はたじろいで、その後いじられることも減った気がしますね。
いじられることが嫌なのに、私がへらへら笑っていたのも悪いんですよね。私が笑って流しているうちは、私が傷づいていることは相手に伝わらないんだと思います。本当に嫌だと思うなら、はっきり言ったほうがいいんだなと分かりました」(20代・女性)
本当は苦しんでいるのに、いじられて笑ってあげる必要はどこにもありません。
自分ができそうなことを、一度試してみるのもいいのかもしれないですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)