平気じゃないけど… 「大丈夫!」と返してしまう人の心理は?
苦しそうなのに「大丈夫!」と言う人は、なにを思っているのでしょうか?本音を聞いてきました。
「大丈夫?」と聞いたときに、必ず「大丈夫!」と返ってくる人っていませんか?どう見ても大丈夫には見えなくても、そう言ってしまう人は存在します。
今回は、大丈夫ではない状況でも「大丈夫」と言ってしまう人に、fumumu取材班が本音を聞いてきました。
①人に頼ることが怖くて我慢してしまう
「本音は誰かに頼りたくても、拒否されたらどうしようと思って言えないんです。私が頼ることで、迷惑だと思わないかなぁって気にしてしまうんですよね。やさしい人だったら、迷惑だと思っても言えないかもしれないし…。
人に相談するのも、勇気がいるんだと思います。私はその勇気がなかなか持てないので、いつも自分の中に溜めるから、苦しくなってしまうんですよね」(20代・女性)
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②プライドが邪魔してそう言うしかない
「できるだけ、自分をよく見せたいと思う気持ちが強いんです。プライドが高いんですよね。『仕事できるね』『しっかりしてるね』って言われるのが本当に嬉しいんです。
弱った自分を見せたくないから、いつも強がってしまいます。人に甘える自分のことを、かっこ悪いと思ってしまうんじゃないかなぁ。
人前で泣く人を見ても、どこかで我慢すればいいのにと思っている自分がいます。自分の首を絞めるとはわかっているんですけど、『大丈夫じゃない!』とは簡単に言えないです」(20代・女性)
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③自分がなんとかするしかないと思っている
「人に頼ったところで、結局は自分がなんとかするしかないじゃないですか。だから、大丈夫かと聞かれても大丈夫だと言ってしまいます。
仕事のやり方を確認したり、許可をもらったりはしますよ、もちろん。でも、自分だけの悩みを誰かに相談しても、答えを出すのは自分ですから…。
相談しても意味がない気がしてしまうんです。誰かに甘えることができたら、もっと生きやすくなるのかなとは思いますけどね」(20代・女性)
どれだけ苦しくても、口癖のように「大丈夫」と言ってしまう人は存在します。
自分の周りで思い当たる人がいれば、本人が「大丈夫」と言っていても、そっと手助けしてあげたほうがいいのかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)