2019年1月に放送された『マツコ会議』(日本テレビ系)で取り上げられるなど、話題になっている「リゾートキャバクラ(リゾキャバ)嬢」。学生が夏休みの間などを利用してリゾートでアルバイトをするリゾートバイトのように、海外の日本人キャバクラに期間限定で働く女性のことをいいます。
実際、どのような仕事内容なのか? アジア5カ国のリゾキャバで働いた経験から、リゾキャバのメリット・デメリットを紹介します。
■メリット
①海外で高収入を稼げる
海外で働きたいと思ったとき、まず手段となるワーキングホリデー。しかし給料は決して高くないし、仕事も制限されがち…。オーストラリアのワーホリで働く場合、時給は約18ドル。しかし、リゾキャバの時給は22ドル以上と高収入を稼ぐことができるんです。
②ビジネスチャンスにつながる
海外でビジネスを考える女性にとって、その国の経済を知ることや企業との人脈を作ることはとても重要。しかし、ワーホリや現地採用の仕事ではなかなか難しいところです。リゾキャバの客層の大半は日本企業からの駐在員なので、簡単に人脈を作ることが可能です。
③留学費用を節約できる
語学留学をしたいけれど予算を抑えたい人にもピッタリ。稼げるだけでなく、語学学校に通うことも可能なんです。お店によっては学校の授業を負担してくれるところも!
さらに家賃が無料、または安く借りれるので、留学費用の節約にもなります。シンガポールのリゾキャバの寮はプール付きと豪華でした。
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■デメリット
①日本人コミュニティが狭い
日本人コミュニティはどの国でもとにかく狭いです。働いた場所ではなかったのですが、アメリカやオーストラリアではリゾキャバ留学生同士が足の引っ張り合いをする話も…。
また、狭いコミュニティ同士だからこそ、お客さんとのトラブルはつきもの。悪い噂はあっという間に広まってしまうので、日本で働く以上にお客さんや周囲の人間への気遣いが必要です。
②目的を忘れてしまうと…
店の休みを使い、近隣諸国に旅行するのも楽しいリゾキャバ。ベトナムでは休暇を使いホイアンに旅行に行くなどしていました。
しかし、目的を持たずにお金を散財していると、帰国する頃にはただ無駄な時間を過ごしたことになってしまいます。日本で就職するとしても、リゾキャバは職歴になりません。貯金や次のビジョンなど目的をしっかり持って働くことが大切です。
成人していれば誰でも働けるリゾキャババイト。将来に迷っていたり、いまやりたいことがわからなかったりする人は、1度経験してみるのもアリかもしれませんよ。
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(文/fumumu編集部・カワノアユミ)