ヘアサロン帰りに「あれ? 思ってたのと違う…」とか、家で自分でスタイリングをしたときに「なかなかうまくできない…」と感じることってありますよね。
初めて担当してもらう人や、初めてのヘアサロンでは難しい場合も多いかもしれません。しかし、何度も担当してくれていても、イメージと遠くなってしまうと、テンションも下がってしまいます。
そこで、現役の美容師として、どうすればイメージギャップを減らせるか考えてみました。3つのステップで説明します。
①髪の毛の現状を把握
まずは、自分の髪が今どうであるかを、プロの目線と自分の目線で、照らし合わせることが必要不可欠です。
少しばかりギャップがあることがほとんどです。話し合ってギャップを埋めていきましょう。
髪質、ダメージレベル、日頃のホームケアなど、一度洗い出すいいきっかけかもしれません。
自分の髪について知っていると、ケアも楽しくなっていきます。今後どうしていくかを決めるためにも、現状を知ることはとても大切です。
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②今回、どんなヘアスタイルになりたいか
現状を把握したら、次はなりたいを叶える作業です。扱いやすさを重視していくのか、それとも、質感を重視していくのか。
価値観は人それぞれです。自分の考えるなりたいヘアスタイルにしっかりとアプローチの方法を共有しましょう。
実現可能なことと不可能なこと。妥協できることとできないこと。これらが曖昧だと、思わぬ結果を招きがちです。
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③半年後、1年後…将来どうなりたいか
何か特別な日があれば、それを目安に目標とするといいかもしれません。
成人式や結婚式、入学式や卒業式など、自分の中の節目となる日に最高の髪型で迎えるために。
その日から今を逆算していきます。そうすれば今やるべきことが明確になっていきますね。
現状を知り、なりたいヘアスタイルをできる限り共有することで、素敵な自分に近づき、毎日が充実してきます。
合わせて、特別な日のためにしっかりとした計画性を持つと、モチベーションも上がりますよね。
全ては連動していきますし、それぞれのステップは意外と簡単です。担当の美容師さんと自分の髪について考えてみてはいかがでしょうか。
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(文/fumumu編集部・横瀬 卓)