水原被告、有罪を認め大谷選手が声明 谷原章介「野球に集中してほしい…」

大谷翔平選手の口座から、約26億4400万円を盗んだ容疑がかかっている水原一平容疑者が、自らを「有罪です」と認める。

谷原章介/大谷翔平

5日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、ドジャース・大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が罪を認めたことを報道。

大谷選手の口座から大金を盗んだとする銀行詐欺などの容疑がかかっている同被告の動向を受けて、司会の谷原章介さんは渦中の大谷選手にエールを送りました。



■水原被告は頷くような仕草も

水原被告は、大谷選手の口座から約1700万ドル(約26億4,400万円)を盗みギャンブルに使ったと報じられています。

今回で3回目の出廷となる同被告ですが、4日(日本時間5日)に米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁にて、自らを「有罪です」とのべました。出廷時には白のTシャツに黒いスーツ姿で、記者の問いかけには始終無言を貫いていました。

しかし、記者から「大谷選手に申し訳ないという気持ちがあれば頷いてください」という声が飛ぶと、わずかに頷くような仕草も見せています。



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■大谷選手が当局に感謝する声明

水原被告は大谷選手の口座から不正送金した容疑のみならず、所得のうち410万ドル(日本円で6億円以上)を申告していなかった2つの罪に問われています。

アメリカの報道陣は、出廷する水原被告に「大谷選手とコンタクトは?」「この事件は書籍化しますか?」「ドキュメンタリー化は?」などの質問を投げかけましたが、水原被告から答えが返ってくることはありませんでした。

今回の動きを受けて、大谷選手は「すべての証拠を完全に明らかにしながら、これほど徹底的かつ効果的な調査を迅速に遂行してくれた当局の方々に心から感謝したいと思います」と声明を発表しています。



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■「前に進む時期が来た」という言葉も

大谷選手は続けて、「これは僕にとっても非常に複雑で困難な時期でした。この間にずっと絶え間ない支援を続けてくれた、僕のサポートチームに感謝しております。家族、代理人、エージェンシー、弁護士、そしてドジャースの組織全体に感謝しております」と感謝の言葉も。

さらに「この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思ってます。これからもこのチームの一員として少しでも勝利に貢献できるよう集中していきたいと思っております。これからもよろしくお願い申し上げます」と、前向きな言葉で声明を締めくくっています。



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■学歴詐称疑惑を認める形に

水原被告への量刑の言い渡しは、10月25日になるとのこと。また、今回の裁判では名前や年齢のほか学歴についても尋ねられ「13年。大学には少し通った」と証言し、学歴詐称疑惑を認める形になったもようです。

谷原さんは、「ここで『ひとつ区切りがついた』というコメントがありました。大谷さん、ここから野球に集中してほしいですね」と大谷選手の今後に期待を寄せていました。

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(文/fumumu編集部・星子

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