「知らない人についていってはいけない」と、子供の頃から言い聞かされて育った人は多いと思います。しかし大人になってからも、知らない人についていってしまった経験がある人もいるようです。
■約2割、知らない人についていき…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、知らない人についていった経験があるか、調査を実施しました。
その結果、「ついていった経験がある」と答えた人は、全体で24.3%。
fumumu取材班は女性たちに、知らない人についていってしまったエピソードについて聞きました。
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①ナンパされて
「『すみません、お茶しませんか?』と、見知らぬ男性が声をかけてきました。普段であればナンパされても完全に無視するのですが、その日はなぜか話を聞いてしまったんです。
そして『近くに、素敵なカフェがあるんです。一人ではつまらないし、もしよかったら一緒にどうですか?』と言われ、軽快なトークのせいで流されてしまいました。
かなり軽率な行動だったと、今考えても思いますね」(20代・女性)
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②怪しい勧誘
「『こんにちは、今ちょっといいですか?』と、街中で女性が声をかけてきました。きっと怪しい勧誘だと思ったので、最初は無視して通り過ぎようとしたのですが…。
しかしその女性があまりにもしつこいので、最終的には足を止めてしまったんです。そこから少し、人通りの少ない場所へ移動させられて、ひたすら怪しいビジネスの話を聞いていました。
それだけでも苦痛だったのですが、さらにはカフェに誘われたため必死に逃げてきたんです」(20代・女性)
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③道に迷った人がいて
「いきなり街中で、女性から声をかけられました。最初は嫌な予感をしていたのですが、話をよく聞くと本当に道に迷っている人のようで…。さすがに、これは放っておけないと思いました。
ちょうどその人が行く場所の近くに向かって歩いているところでそのことを伝えると、『もしよかったら、一緒にその場所まで行ってもらえませんか?』と言われました。
ただ今回は本当にいい人だったので問題にはなりませんでしたが、その相手が悪い人だったらと考えると、私の対応の仕方はよかったのか迷うところです」(20代・女性)
知らない人について行くことは、興味深い経験をもたらすこともあるかもしれません。しかしナンパや怪しい勧誘など、リスクが大きいことも忘れてはいけないでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)