海外で財布以上に盗まれる「あの必需品」 “新しいもの”が好きな人はとくに注意
日本人観光客の多くが持ち歩く“あれ”は、じつはパスポートの次に盗まれやすく…。
刺激的で楽しい海外旅行ですが、気をつけないといけないのが盗難を含む、防犯面。
現地で日本人観光客の多くが持ち歩く“あれ”はとくに注意が必要なようです。
■転売されやすい「スマホの最新機種」
注目を集めたのは、今年4月にイタリア在住の観光ガイド・片庭未芽(みめ)さんが、自身のYouTubeチャンネル『イタリアガイドみめMime Italy Guide』にて行なったライブ配信。
リスナーから「携帯のスリ被害」の報告を受けたみめさんは「携帯はたしかにお財布を盗むよりもイタリアで転売できるので」と、とくに日本人観光客のなかに「iPhoneの最新機種」を持ち歩く人が多いと話します。
盗難にあった場合、本体自体を初期化され、探す用のアプリも役に立たないと話すみめさん。「じつはパスポートの次に盗まれてはいけないのは、携帯電話」と注意を呼びかけていました。
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■男性に“最新派”は多し
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代のスマホユーザーの男女706名を対象に行なった意識調査では、全体で8.6%の人が「スマホは常に最新機種を使いたいと思う」と回答。
男女別で見ると、男性は11.7%に対し、女性は5.4%と、男性のほうが該当率が高いことがわかりました。
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■会社員女性「カメラを盗られかけました」
スマホの最新機種…だけでなく、盗難のターゲットになるものはほかにも。
編集部が話を聞いた会社員女性は「色々と海外に行きましたが、危険な目に遭ったのはヨーロッパが一番多いです」と話し、そのなかでも「スペインのレストランで友達とご飯を食べていたら、その子が机に置いていたカメラを盗られかけました」と振り返ります。
「目の前でスーッと後ろに下がっていくカメラに気づき、すごい早さで本体を押さえて(ストラップを引っ張っていた)間一髪で止めました」と当時はなんとか盗られずにすんだよう。
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■30代女性「叫び声が聞こえたので…」
また別の30代女性は、フランスの地下鉄でこんな体験も。
「フランス旅行に行った際、地下鉄に乗っているときに叫び声が聞こえたのでそちらを見ると、スリが乗客の財布を盗んで下車した瞬間でした。別の乗客がそれに気付き、スリから財布を取り返して持ち主に返したのですが、『本当に地下鉄ですられるんだ』と怖かったです」と話しました。
いつなにが起こるかわからないのが海外。日本とはまったく違うということを意識して、旅行中は常に高い防犯意識を持って過ごすことを心がけましょう!
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)