嫌味が多い、指示がコロコロ変わる、責任転嫁が多い。職場にいる理不尽な上司に、イラッとした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
今回は、傍若無人な上司をガツンと撃退したシーンを、実際の目撃者に聞いてきました。
①「本物初めて見ました〜!」
「考え方が古い上司が、今の会社にいるんです。女性は20代までに結婚するべきだし、残業しないのは甘えだし、男性育休なんてもってのほか! みたいな。周りがさりげなく控えるように伝えても、全然通じなくて困っていました。
そんなある日、新人さんに上司の矛先が向いて、彼氏がいないことを『その年でいないなんて行き遅れるだろ!』と馬鹿にしたんですよ。さすがに止めに入ろうとしたら、その新人さんが『すごい! それ昔の人がよく言うやつですよね!』とバッサリ。
『本物初めて見ました〜!』とケラケラ笑っていて、私も含めて周りは胸がすく思いでしたよ。新人さんのピュアな攻撃に上司は言い返せず、ストレートな言葉が一番効くんだなーと思いましたね」(30代・女性)
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②「あ、そうなんですね」
「口を開くたびに嫌味を言う上司を、同期の子が撃退してました! 今の人たちの仕事ぶりを馬鹿にして、『私のときはこうだった〜』と上司がチクチク言っていたんですよね。
近くで聞いていた私もムカッとするくらいだったんですけど、同期の子はほぼ聞かずに真顔で『あ、そうなんですね』と一言。上司も暖簾に腕押しという感じで、すごく悔しそうでした(笑)。
嫌味を言う人って、相手にされないのが何より悔しいんですよね。周りから見たら上司のほうがすごく子供っぽく見えて、私はこっそりスカッとしてしまいました」(20代・女性)
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③「◯◯さんの仕事じゃないスか」
「自分の仕事を部下に丸投げする上司に対して、私の先輩がサラッと『え? それって◯◯さんの仕事じゃないすか』ときょとん顔で指摘していたのには、スカッとしました!
あの手この手で丸め込もうとする上司なんですけど、直球の指摘には弱かったみたい。『それはそうなんだけど〜』としどろもどろになって、最終的に不満そうな顔をしながらも自分で仕事を進めていました。
上司の立場を武器にして、部下の言葉を常に押さえ付けていると、いきなり飛んでくるストレートな指摘に対抗できないのかも。私もいつか先輩みたいに、さりげなく自分の意見を通せるようになりたいです」(20代・女性)
スパッとストレートな言葉だからこそ、防御できずに上司の胸に刺さるのかもしれませんね。
スカッとした気持ちを覚えておけば、その後の心の安定にも役立ちそうです。
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(文/fumumu編集部・nana)