仕事の効率やオフィスの雰囲気に大きな影響を与える、職場の人間関係。部下や後輩がいる人であれば、「下の人たちから好かれたい」と思うのは自然な感情です。
どうすれば、先輩として、周囲と円滑な人間関係を築くことができるのでしょうか。部下や後輩に愛されるための指導のコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①一度に教える量に配慮する
「教育係としてついてくれた先輩が、すごく頼りになる人でした。こちらのキャパを考えて、教えてくれる情報量をある程度絞ってくれていた気がします。
『これ以上進めると覚えにくくなるから、今日はここまでやってみよう』と、上手にコントロールしてくれたんですよね。新しいことを一度にたくさん覚えようとしても、やっぱり難しいから。
情報を小分けにして、理解しやすいペースで教えてもらえると、こちらとしても助かります。そういう教え方をしてくれる先輩というだけで、後輩としては好感度アップです!」(20代・女性)
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②納期や期間を意識させる
「なるべく、納期や期間を意識してもらうようにしています。私が仕事を教わっていたころに、納期を聞いていないのに『あの仕事もうできてる!?』と急かされたり、漠然と『なる早で!』と言われて戸惑ったことがあるので…。
仕事の計画を自分で立てるためにも、最終納期は絶対に必要だと思うから。『◯日までにお願いします』と締め切りをハッキリ伝えたうえで、適宜進捗を確認するようにしています。
後輩に愛されているかはわからないけど、相手からランチや飲みに誘われることも多々あるので、嫌われてはいないと信じてます(笑)」(30代・女性)
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③思い付きで指示しない
「下の立場から言うと、感情や思い付きで指示をしないでほしい! そこが問題なければ、こちらとしてはいい先輩だな〜と普通に好きになれると思いますよ。
計画性のない指示をされると、戸惑います。『とりあえずこのやり方で進めておいて』と指示してきたのに、後から『やっぱりこっちに変更で!』と謝りもせずに言われたりすると、どうしてもイラッとしてしまいます。
会社は仕事をする場なので、好かれる上司や先輩の共通点は、いかに一緒に仕事がしやすいかだと思うな。無理にトークで和ませようとせずに、仕事で相手に負担をかけないようにすれば、十分なんじゃないでしょうか」(20代・女性)
一度に情報を詰め込もうとしても、相手に負担をかけてしまうようです。
徐々に仕事に慣れてもらうためにも、相手の理解度を確認しながら指導を進めることが大切なのかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)