潔白証明でも大谷選手に残る“疑問の声” 米アナリストが見解「第一に…」
元通訳・水原氏をめぐる問題で「潔白」が報じられた大谷選手。いまだ上がる疑問の声に米アナリストは…。
12日、YouTubeチャンネル『NBCLA』が、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏をめぐる違法賭博問題の進展について報道。
法律アナリストであるロイヤル・オークス氏は、「潔白」が報じられている大谷選手について、世間に残る“疑問の声”に言及しました。
■大谷選手は「潔白」と報道
12日、水原氏が違法賭博に関与したとされる問題で、米各メディアは水原氏が大谷選手から1,600万ドル(約24億5,000万円)超を搾取した容疑で訴追されたと報道。「大谷選手は被害者であり潔白である」とも結論付けて報じました。
事件発覚当初は、大谷選手の銀行口座から450万ドル(約6億8000万円)以上の送金と報じられていた水原氏でしたが、その不正送金規模は3倍以上となり、最長刑罰として「銀行詐欺」として30年間収監の可能性があるといわれています。
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■いまだ残る疑問の声「なぜ…」
進展について報じた地元メディア『NBCLA』では、番組司会が「法廷としては朗報だが、検察側の話を聞いても世間からは『なぜ知らなかったのか』といまだ言う人もいる」と大谷選手が送金を知り得なかったことに疑問の声が残ることについて質問。
これについてオークス氏は「たしかに。とくに検察側が指摘したように1,600万ドルのような大金だとなおさらだ。2,000万ドルを引き出したり、大きな買い物をしたりすると銀行から警告が届く」とコメント。
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■「言語の違い」と「仕事のすみわけ」
またそのような背景を踏まえ、オークス氏は「第一に言語の違いだ。大谷選手は英語を話すことに慣れていなかったため、おそらく多くの事務手続きが必要であっただろうが、彼は注意を払わなかった」と説明。
「そして第二に彼には本業があり、ベーブ・ルース以来の今世紀最大の二刀流選手として活躍するためには、このような仕事のすみわけが非常に上手でなければならない」とオークス氏。
「それが彼の才能のひとつだと思うし、だからこそ、数試合後にドジャー・スタジアムで10万ドルの価値があるといわれるホームランを打ったんだ」 「今後彼は軌道に乗っていくだろうし、この件が過ぎ去ることを願うよ」と話しました。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)