『ZIP』大谷選手が会見で発した“言葉”に… 国際弁護士が懸念「立証は難しい」
『ZIP!』に高取芳宏弁護士が出演、大谷選手の会見について一点、懸念を示し…。
26日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が、通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題で声明を発表した件について報道。
国際弁護士で高取芳宏氏が出演し、大谷選手の会見内容について私見を述べました。
■「知らない、ということの立証は難しい」
日本時間の26日朝、通訳を務めていた水原氏が違法賭博に関与したとされる問題について会見を開いた大谷選手。会見では調査中のため本人の声明のみで、質疑応答は行なわれませんでした。
同日の放送にて同局の水卜麻美アナウンサーから所感を問われた高取弁護士は「法律家としては、基本的には合理的で信用できるお話だったなという印象」「ほっとしている状況です」とコメント。
そのうえで「1点だけ、『知らない』という点は、ほっとできるファクター(要素)ではあるんですけれども…」「法律的に『知らない』ということの立証は難しいんですね」と大谷選手が会見で発していた「知らない」という発言に触れます。
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■会見で発した大谷選手の言葉
会見中、ことの経緯について説明した大谷選手は「僕自身はなにかに賭けたりとか、誰かにかわってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりしたことはないですし、僕の口座からブックメーカーに誰かに送金を依頼したこともありません」と自身の関与を完全に否定したうえで、水原氏について「数日前まで彼がそういうことをしていたというのもまったく知りませんでした」とコメント。
「結論からいうと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ僕のまわりもそうですけど皆にうそをついていたというのが結論になります」とも述べていました。
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■「客観的な事実」を積み上げて示す必要
チームミーティング後のホテルで直接話をするまで、水原氏がギャンブル依存症であること、借金があることを知らなかったと明かした大谷選手。
「僕は彼の借金返済に同意していないですし、ブックメーカーに送金を許可したことももちろんないです」と明かしましたが、高取弁護士は「知ってたことの立証は簡単」「“ある”という立証は簡単なんですが、“ない”という立証は難しい」と懸念をあらわにします。
大谷選手が説明した前後の行動、他の人の説明の一貫性、本人の説明事態に合理性があるかどうか…など「客観的な事実」を積み上げたうえで「知らなかった」を示していく方向性になると私見を述べました。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)