なにかトラブルがあったときなどに、すぐに自分から謝ってしまう癖がある人もいます。そのなかには心では悪いと思っていないのに、空気を読んで謝っている人もいるようです。
■約6割、すぐに謝る癖がある
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、自分はすぐに謝る癖があるか、調査を実施しました。
その結果、「謝る癖がある」と答えた人は、全体で58.0%。
fumumu取材班は女性たちに、すぐに謝ってしまう理由について話を聞きました。
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①場の空気を悪くしないため
「先輩は自分の機嫌で、こちらに当たってくることがあります。理不尽なので、心の中ではかなりイラッとしているのですが…。ただ言い返しても、その場の空気が悪くなるだけだと思うんです。
そのためにイライラしながらも、先輩の話を聞きながら『すみません』と謝っている自分がいます。我ながら情けない対応だとも思いますが、言い返すともっと面倒なことになるだけなので…。
大人な対応をしていると自分に言い聞かせて、なんとか乗り切っています」(20代・女性)
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②謝っておけば話が終わるので
「上司から叱られたときに、まったく納得がいかないときがあったんです。そもそも私はあまり関係のないことなのに、どうして巻き込まれなければいけないのかと思いました。
ただ立場上、上司にきついことは言えません。それにこのまま素直に聞いていれば、話はすぐに終わります。そのために私は上司の話を聞き流しながら、平謝りをしていました。
その日は私も仕事が忙しかったので、早く開放してほしいのもあったのでしょう」(20代・女性)
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③気が弱い性格なので
「私はもともと気の弱い性格なので、なにかあればすぐに『すみません』や『ごめんなさい』と謝っています。周囲の人に、『そこまで腰を低くしなくても…』と言われたこともあるんです。
ただもう口癖になっているので、直すのは難しいでしょう。あまり得する部分は少ない性格ですが、波風を立てるようなことがないのはメリットかもしれません。
謝りすぎて疲れないよう、注意したいと思います」(20代・女性)
ストレスをためないように、注意してほしいものですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)