「親しい人がいない」と感じることは、心にふと寂しさをもたらすものです。人との距離感をなかなか縮められないことに、なにか理由はあるのでしょうか?
fumumu取材班が、人と親密になれない原因を聞いてきました。
①完璧を求めている
「周りに対して、完璧な対応を求めているのかも。理想通りに他人が動かないことで、簡単に幻滅する人っているじゃないですか。他人に対して『こうしてほしい』『こんな言葉をかけてほしい』という希望を持つのは、別にいいと思いますよ。
でも、それを周りに押し付けるのは違いますよね。自分が言葉足らずだったかも、自分と相手は価値観が違うのかも…と考えられずに、相手の気が利かない! と決めつけるだけでは、人と親密になることは難しいと思います。
友達なら、お互いのダメな部分を受け入れる必要もあるだろうし。自分に都合がいいだけの存在なんて、なかなかいないですよね」(20代・女性)
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②親友のハードルが高い
「『親友』と聞くと、ハードルが高く感じますよね。なんでも言えて、頻繁に会う関係じゃないといけない…みたいな。でも、特に大人同士だと、お互い忙しくて会えない時期もあるじゃないですか。
『親友とはこういうもの!』と決めつけずに、『これからも関係を切りたくない相手は誰か?』で考えたほうが、本当に大切にしたい相手が見えてくるんじゃないでしょうか。
親友という言葉は、私もなんだか照れくさくて使えないです。でも、大切にしたい人はいますよ。それで十分じゃないかなーって思います」(20代・女性)
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③常に受け身の姿勢
「人と親しくなるには、自分からアクションを起こさないと。誘われるのを待つ、相手が心を開いてくれるのを待つなど、待ちの姿勢でいるうちは親しい人はできないんじゃないかな。
自分が心を開くことが怖いように、他の人だって怖いんですよ。その不安を乗り越えて歩み寄ってくれたら、やっぱり嬉しいと思う。
自分から話しかけたり、計画を提案することで、人とのつながりが生まれるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
「この人と話してみたい」という人がいるなら、自分から話しかけないと関係性は進みません。
いきなり距離感を縮めようとせず、気長に交流を続けたほうが、相手も心を開きやすいかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)