谷原章介、被災した受験生の生活環境を気遣う 「現実は進んでいきますね…」
14日に大学入学共通テストが行われ能登半島で被災した受験生たちも、バスで前のりするなどして受験に挑んだことが伝えられました。
15日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、能登半島で1日に発生した地震・津波による被害の復興状況について報道。
14日に被災地の受験生も大学入学共通テストを受けたことを伝え、司会の谷原章介さんは受験生にエールを送りつつ生活環境を気遣っていました。
■試験前日にバスで前のりする受験生
今回の震災で被災した受験生たちが14日、大学入学共通テストに挑みました。金沢に冷たい雪が降る中、様々な思いを抱えた生徒たちが会場に集結。
同番組では断水や避難生活が続く七尾市の七尾高校を取材し、試験前日に会場のある金沢までバスで前のりする様子を撮影しています。
試験会場の向かう直前には先生が「いつも通りで。その笑顔で」と激励しており、受験生からは自然と笑みがこぼれていました。
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■友人と「走って抱き合いました」
生徒の中には「すごかったです。めっちゃ揺れが」「(家具が)全部倒れて今はまだ住める状況じゃないです」と話し、穴水町から金沢市の親戚の家に避難していることを明かす少女も。
被災当事は電波がなく友人に連絡もできず、LINEには多くの「心配メッセージ」が溜まっていたそうです。
震災からおよそ2週間となる共通テストの会場で友人と再会し、「走って抱き合いました」と笑顔を浮かべて元気な様子を見せていました。
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■谷原「現実は進んでいきます」
谷原さんは「地震が発生してから今日で15日目となります。なかなか遅々として捜索活動、復旧作業、そして避難所のありかた、みたいなものが進んでいませんけれども」「大変な中で受験をする皆さんとか、現実は進んでいきますね…」と気遣いの言葉も。
同局の小室瑛莉子アナウンサーも、「普段の実力を発揮できるよう一番気を使うような場面で、このような大きな災害が起きてしまって受験生も気が気でなかったと思いますけれど、個別試験もありますから本当に頑張っていただきたいと思います」とエールを送っていました。
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■受験生に学習スペースを提供する塾も
同番組によると、試験を受けられない受験生に対しては、今月27日と28日に実施される追試験を受験できる特別措置も用意されているとのこと。
現在では被災した受験生に手を差し伸べる運動も広がっており、学習塾「スタディハウス」では被災した受験生に学習スペースを与えて食事・ホテルを無償提供しているとのことです。
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(文/fumumu編集部・星子)