寒い冬には暖かい部屋から出たくないものです。中には、室内と室外の寒暖差によって体調を崩してしまう人も…。
■寒暖差で体調を崩したことがある
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女989名を対象に実施した調査では、全体で62.9%の人が「冬場の室内と室外の寒暖差で体調を崩したことがある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は61.3%、女性は64.5%という結果に。
関連記事:中居正広、急激な気候の変化に悩み 「どうすればいいか……」
■冬場は居室を移動するのが億劫
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「暖房が効いた部屋と外を行き来することが多いと頭痛がしてくることがあって…」と現在も悩まされている様子。
職場の建物が渡り廊下でつながっていて、会議室や資料室、給湯室に行くには寒い通路を通る必要があるため、冬場は居室を移動するのが億劫なのだそう。
関連記事:最上もが「そりゃメンタルもやられるよ笑」 激しい寒暖差の影響か憂鬱に
■自律神経が不調の鍵を握る
不調の鍵を握るのは自律神経のようです。気温に差があるとき、身体の機能を調節するため自律神経が働きすぎて、エネルギーを必要以上に消費してしまうことで寒暖差疲労が引き起こされるそう。主な症状としては、だるさや倦怠感、頭痛、冷え、不眠や眠気、肩凝りなどがあげられます。
ネット上では、寒暖差疲労のチェック項目を見かけることも。それらによると、「暑さや寒さが人より苦手」「エアコンで体調を崩しやすい」「手足の冷えを感じやすい」「季節の変わり目に体調を崩しやすい」といった傾向がある人は注意が必要のようです。
関連記事:長州力が「しんどいね」とツイート 気力が薄れたと訴え励ましの声も
■寒暖差が7度以上ある日は要注意
特に、日中の最高気温と最低気温の差が7度以上ある日には症状が起こりやすくなるようで、しっかりと対策をしたほうが良さそうです。外出の際は暖かいインナーを身に着けたり、3首(首・手首・足首)が冷えないようにマフラーや手袋、レッグウォーマーなどを着用したりして、過度に体を冷やさないよう心掛けましょう。
また、内側からもアプローチ。シャワーで済ませず、お風呂にゆっくり浸かるのも大切で、全身の血行が良くなることにより、蓄積された疲労物質を取り除く効果も期待できるようです。
また、体を温める効果があると言われているタンパク質や根菜類をバランス良く食べ、温かい飲み物でお腹の中からしっかりと温めることで、冷えの予防にもつながるそう。バランスの良い食事で無理なく体を温め、寒暖差疲労を吹き飛ばせるといいですね。
・合わせて読みたい→最上もが「そりゃメンタルもやられるよ笑」 激しい寒暖差の影響か憂鬱に
(文/fumumu編集部・蒼羽 結)