仲野太賀、役所広司の脅威の役作りを目撃 「普通、役者は行かない」

『日曜日の初耳学』に、俳優の仲野太賀さんが出演。「僕の永遠の心のなかの憧れ」という役所広司さんについて語り…。

仲野太賀

10日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に、俳優の仲野太賀さんが出演。

俳優の役所広司さんの役作りについて語る一幕がありました。



■役所は「絶対的な日本映画の大黒柱であり、宝」

同日の放送には、今年世界3大映画祭のひとつである、カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した役所さんが登場。インタビュアーの林修さんが、そのすごさについて深掘りしていきます。

主役から脇役、コメディからバイオレンスとどんな役も完璧にこなす圧倒的な演技力を持つ役所さん。その演技力のすごさを語るべくVTR出演した仲野さんは、2021年に公開された映画『すばらしき世界』で念願かなって役所さんと共演。

仲野さんは役所さんについて「僕の永遠の心のなかの憧れです。世界に名だたる俳優さんいますけど、日本には役所さんがいるっていう。絶対的な日本映画の大黒柱であり、宝だと思っています」と熱く話します。



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■役作りのためロケハンに同行

さらに仲野さんは、同映画で役所さんが演じた、元殺人犯の主人公・三上の驚異的な役作りについてトークを展開。

クランクインから半年以上前に、製作陣がロケーション・ハンティング(ロケ場所探し)とシナリオハンティング(台本を書くための取材)のために北海道に行ったそうですが、役所さんはこれに同行したそう。

仲野さんはこのことに対して「普通、役者は行かないんですよ。でも役所さんは事前にそのタイミングで北海道に行かれてた。きっとそのときに三上って人がどんな風な景色のなかで、どんな気温のなかで、どんなことを感じてってことをすごく想いを巡らせた作業がそこであったんじゃないかなと思う」と話します。



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■少しのシーンのためにミシンを猛練習

また、劇中で三上がミシンを使うシーンがあるため、役所さんはかなり前の段階からミシンを猛練習していたそう。

仲野さんは「ミシンを縫うシーンなんてそんなに多くはないんですけど、いかに刑務所のなかでミシンを縫ってきたかってことが分かるシーンではあるんで。縫いながら芝居をするっていう。それもすごく練習されてた」と語り、「地道で小さな丁寧な作業の繰り返しが今日の役所さんの輝きに繋がっているのかな」と熱弁。

VTRをスタジオで見守っていた役所さんは、仲野さんの言葉に恥ずかしくもうれしそうな笑顔を浮かべていました。



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■執筆者プロフィール

丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ

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