「理想が高い」と言われるのはなぜ？　出会いを遠ざける3つの意識

「過去の自分は、周りに言われるように理想が高かったと思います。当時は自覚がなかったけど、昔は自分と相手の価値観のズレが許せなかったんですよね。

自分の意見にイエスで返してくれないと、すぐに冷めてしまって。自分と似た価値観を共有できる相手を求めること自体は、別に悪いことじゃないと思うんです。ただ、あまりにも違いを受け入れないと、やっぱり出会いの幅は狭まってしまうから。

自分とは違う価値観を持つ人からも学びや成長があることを忘れずに、ちゃんと柔軟性を持っていないとなぁと最近は意識しています」（30代・女性）

「私の友達が、まさに理想が高いタイプ！　伝えても本人は認めないですけどね。その子は、恋愛が絡むと相手に対してマイナス採点をするんです。

いいところを見つけたらプラスするんじゃなくて、欠点や尊敬できないポイントを見つけては『ここがイヤだった』『あの発言はマイナスだった』と、淡々と厳しいジャッジをするんです。

間違いない相手を選びたい気持ちはわかるけど、採点する姿勢で相手と関わっているうちは、ダメな部分しか見えないんじゃないの？　と思ってしまいます。人間同士なので合う合わないはもちろんあるけど、一方的に採点する関係は長続きしないですよね」（20代・女性）

「ステータスだけを見る人は、理想が高くて合う人がいなそう…と思ってしまうかも。『◯◯大学以上じゃないと』『大手に勤めている人がいい』とか、口に出す子って意外と珍しくないんです。

社会的なステータスや外見が気になるのは、多少は仕方ないと思いますけどね。ただ、それだけを見ていることは、たぶん相手にも伝わってしまうんじゃないかな。自分だって、表面的な部分しか見てくれない人とは深く関わりたくないし。

どれだけ自分的にステータスがよくても、性格が合わなければうまくいかないし。まずは、相手と一緒にいるときの時間を大切にすることから始めたほうがいいんじゃないでしょうか」（20代・女性）