約半数が感じる寒さによる痛み 凝りすぎると頭痛や目眩などの症状も…
寒さで筋肉が強張ってしまうこれからの季節。多くの人が悩まされている不調とは…。
寒さを感じ始めたと思ったら、どうも肩や首に違和感が…。冷えると同時に体も凝り固まってしまうという人もいるのではないでしょうか。
■約5割、寒くなり首や肩が凝ってつらい経験
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女989名を対象に実施した調査では、全体で49.4%の人が「急に寒くなって、首や肩が凝りつらい思いをした経験がある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は42.2%、女性は56.5%という結果に。
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■凝りすぎて頭痛や目眩が…
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「冷え性で巡りが悪いせいか、寒くなると途端に背中から肩にかけて凝りと痛みが出るので、冬は苦手です」とため息。
「凝りすぎると頭痛がしたり、時には目が回ったりするので、定期的にマッサージをしてもらいに行く」そうですが、冬場の凝りは手強くて、一度やったくらいでは解消しないとボヤいていました。
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■筋肉が強張り末梢神経を圧迫
寒くなるとつい体が縮こまり、筋肉が強張りがちになります。すると、筋肉の間を通っている末梢神経まで一緒に圧迫されてしまいます。そもそも、痛みなどを伝える働きをしている末梢神経ですから、圧迫されることで痛みの信号を送ることに。
場合によっては、寒さで硬直した筋肉で末梢神経がダメージを受けることもあり、肩こりや腰痛、頭痛などが起こりやすくなるというわけです。
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■血流を促すことで筋肉の緊張をやわらげて
寒さによる凝りを改善するには、筋肉の緊張をやわらげるのが良いそう。蒸しタオルを当てたり、お風呂でしっかりと温まったりして筋肉への血流を促し、マッサージやストレッチで優しくほぐしてみると痛みがやわらぐかもしれません。
凝りを予防するには、長時間同じ姿勢をとらないように適度に休憩をとることも大切です。また、栄養や睡眠を十分にとり、日々の筋肉疲労をしっかり回復しておくことも、予防につながります。症状がつらい場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
次第に寒さが厳しくなるこれからの季節、規則正しい生活を心掛け、凝りや痛みに悩まされることなく乗り切りたいですね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)