死んだと思っていた息子から突然の電話 両親に嘘を流した「イカれた女」の正体
「死んだと思われていた」男性の体験談が話題に。両親に嘘の情報を流した正体は…。
亡くなったと思っていた息子からの電話に両親は泣いて喜び…。嘘を流した正体は驚きの人物でした。
『Mirror』『LAD bible』など海外メディアが報じています。
■「僕は間違いなく死んだと思われていた」
ニュージーランド在住のカラムという男性は、地元のラジオ番組の「今までに死亡したと思われていた経験はあるか」という体験談を募集するコーナーで、自身のエピソードを紹介。
「僕は間違いなく死んだと思われていた」「当時、僕の姉妹は両親とちょっとした口喧嘩をして、仲が良くなかったんだ」と語るカラム。
両親はクライストチャーチ、カラムはウエリントンと離れて暮らしていたそうですが、両親と揉めた妹たちが腹いせに「カラムが亡くなった」と嘘の情報を伝えたといいます。
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■悲しみにくれる両親に、半年後電話が…
妹たちはカラムの元恋人が「葬儀に出席してほしくないと言っている」と続け、結果、両親はその嘘を信じてしまったよう。
カラムいわく「両親はほかの親族にも電話してなにか情報を聞いていないか回った。でも誰一人として知らなかったから『ああ、彼は死んだんだ』と思い込んでしまったんだ」。
その後約半年間、息子が亡くなったと信じ、悲しみにくれていた両親。きっかけはカラムからの突然の電話ではじまります。
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■「君の妹はイカれた女だな…」
死んだと思われているとはつゆ知らず、仕事や日々の生活に追われていたカラム。「ここ最近、両親から連絡がないな…と思い、ふと電話をかけたんだ」と振り返ります。
「電話をかけると、父と母は『生きてるの?!』と言った。母は泣いていたし、父はめちゃくちゃ驚いていた」「それで僕は『一体なにが起こっているんだ?』って」とここでようやく事態に気付いたそう。
またカラムいわく、妹たちは「カラムが刺されて殺された」と話していたそうで、これを聞いたパーソナリティは「待て、待て! 君は殺されたっていうのか?」「君の妹はイカれた女だな…」と衝撃。
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■嘘を流した姉妹とは現在疎遠に
また両親が信じたことから「カラム自身が刺されるような人間だったのか?」といった質問が飛ぶと、カラムは「ギャングの一員ではなかったけど、あの時点では刺されることが珍しいことではなかったと思う」と回答。
その後、両親は生きている事実に大喜びをし、カラムもその週末に急いで帰省したと報告。なお、カラムも両親も、例の姉妹たちとは現在、交流がないといいます。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)