仕事の経験は財産になる 「仕事ができる人」のリカバリー術
ミスをしても、リカバリーができれば評価は上がる? 「仕事ができる人」がしているミスの対処法を聞いてきました。
仕事の世界では、ミスや失敗は避けられないものと言えるでしょう。大切なことは、その失敗を乗り越えて、本当の意味で「仕事ができる人」に成長することです。
今回は、仕事ができる人がやっている失敗のリカバリー方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①ミスが小さいうちに…
「周りから『仕事ができる』と評価していただくことは、昔から多いかも。自分では未熟な部分も多いと思っているけど、意識しているのは、ミスを早めにリカバリーすることかな。
ミスが大きくなってからどうにかしようと思っても、もう手が付けられない可能性もあるから。対処法を考えて、社内にも共有。必要であれば関係各社へも連絡します。
ミスを隠してしまう人もいるけど、そのほうが結果的に自分の首を絞めると思いますよ」(30代・女性)
関連記事:「この人、空気を悪くするな…」 職場の雰囲気を険悪にする3つの言動
②失敗の原因を理解する
「会社にいる仕事ができる先輩は、失敗を失敗のままにしないんですよね。
私はつい『ミスしちゃったなー』で終わらせてしまうんですけど、その先輩は『ここの業務が煩雑になっているから、ミスが起きやすいんだと思う』と、ミスの原因をちゃんと追求するんです。
客観的に事実を確認して、なぜ問題が発生したのかを理解することで、次の失敗を防げるんだなぁと。その先輩から、まさに現在進行形で学んでいる最中です」(20代・女性)
関連記事:仕事でミスを連発…失敗を防ぐにはどうしたらいい? 会社員に聞いてみた
③影響を受ける人に謝罪
「ミスって、それ自体が問題というより、ミスしたことによる周りへの影響が怖いんですよね。なにかミスをしたら、まずは影響を受ける人にサクッと謝罪をするのがいいと思います!
『後で言おう』と思っている最中に、ミスの話が相手に伝わると、情報共有がないことで相手の怒りに火をつけてしまうかも。
同僚や上司に対して誠実に謝罪をして、ミスの対処法も一緒に伝えることが大切だと思います。情報を共有することで、いいアドバイスをもらえる可能性もありますよ」(20代・女性)
仕事の中でのミスや失敗は、誰にでも起こり得るものです。
必要以上に落ち込まずに、その経験をぜひ成長の機会に変えてみてくださいね。
・合わせて読みたい→仕事でミスを連発…失敗を防ぐにはどうしたらいい? 会社員に聞いてみた
(文/fumumu編集部・nana)