八王子で刃物強盗が逃走中 宮根誠司「通帳を盗んでもおろせない…」
東京八王子市寺田町の住宅に男が侵入し、女性を切りつけて通帳を奪って逃げる事件が発生。現場付近に不安が広がる。
11日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)では、同日午前に東京・八王子市の住宅に男が押し入り刃物で住民切りつけ、通帳を奪って逃げた事件を報道。
司会の宮根誠司さんは「通帳だけ奪っても金銭はおろせない」のではないかと疑問を呈し、注目を集めています。
■女性に刃物を突きつけ「通帳を出せ」
報道によると11日午前10時頃、東京八王子市寺田町の住宅に男が侵入し、住民の女性に刃物を突きつけて「通帳を出せ」と脅した上、怪我をさせて通帳を奪って逃走しました。
当時家には女性と女性の子供がおり、女性は指や腕を切られて病院に搬送されました。男は40代から50代の中肉中背で、グレーの上着とズボンを着用。北の方向に逃げたとのことで、警視庁は強盗傷害の容疑で行方を追っています。
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■宮根「通帳を盗んでもおろせない」
宮根さんは「午前10時頃ですから、例えばご主人が出勤していてお子さんと奥様しかいらっしゃらない状況を狙ったんじゃないですかね?」と予測。
続けて、「通帳と印鑑がセットじゃないとお金はおろせないですよね。通帳を盗んでもおろせないっていうのは、分かりますよねこれ?」と怪訝な表情も。
一般的に通帳で金銭を引き出す際には届出印や本人確認資料が必要とされており、通帳だけ奪って逃げた行為に首を捻っていました。
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■嘘の暗証番号を教えて殺されたケースも
記者・キャスターの小西美穂さんは、「私が取材をした事件の中で、通帳とかカードを奪うときに暗証番号を聞き出して違った暗証番号を教えて、その後、逆上して戻ってきて刺されたっていうそういう事案もありました」と一例を紹介。
そういった前例を踏まえて、「だから、通帳だけ奪ってもお金はおろせないので、何らかの形で聞き出している可能性もありますよね」と推察しています。
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■今も凶器を所持している可能性も
番組側が「警察に通報した男性」を取材したところ、「犬の散歩で通りかかったところ、女性が血を流しながら男性に助けを求めてきた」と証言。
その時点で犯人は女性と一緒におり、上記の男性が「家の人ですか?」と聞いたところ「違います」と答え、自分のリュックサックを現場に置いて逃走したもようです。
女性は犯人に、自身の所持する車に押し込まれそうになったと話しており、新たな証言で事件の恐ろしさが浮き彫りになりました。
犯人は、11日16時時点で逃走を続けており、凶器を所持している可能性もあるため、現場付近では不安が広がっています。
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(文/fumumu編集部・星子)