谷原章介、プリゴジン氏の死亡前インタビューに驚き 「未来を予見したような…」

ジェット機が墜落して死去したとされるロシアのプリゴジン氏が、生前に「飛行機は空中分解してしまうだろう」と発言。

谷原章介

29日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、飛行機墜落事故で死亡した、ロシアの民間軍事会社・ワグネルグループ創設者のプリゴジン氏の生前のインタビュー動画に言及。

プリゴジン氏が動画の中で、自身の死を予期していたような言葉を残していることがSNSで波紋を呼び、司会の谷原章介さんも驚きの声を漏らしていました。



■プリゴジン氏を乗せたジェット機が墜落

ジェット機墜落により死去した、プリゴジン氏の生前に撮影された動画が公開され、「私を殺したほうがいい」などと発言していることが話題になっています。

プリゴジン氏は6月、ロシア軍に対して反乱を起こしモスクワへと進軍を開始したものの、モスクワまで約200キロの地点で進軍を停止し、衝突は回避されました。

反乱劇から2ヵ月を経た8月23日、プリゴジン氏を乗せたジェット機が墜落。27日にはロシア当局が、DNA鑑定によってプリゴジン氏の死を確認したと報じました。



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■生前に「飛行機は空中分解してしまうだろう」

番組では、プリゴジン氏のインタビューをノーカットで放映。プリゴジン氏は「ロシアには強い男が存在するが、強い男は徐々に駆逐されつつある。(強い男達は)上層部のケツをなめるつもりはない」と発言。

続けて、「今日我々は我慢の限界に達した。なぜ正直になるのか。なぜなら、これからこの国を生きていく人たちの前で、私に嘘をつく権利はない。彼ら(国民)に嘘をつく権利は、私にはない」「(語らせたくないなら)私を殺したほうがいい。しかし、私は嘘をつかない。ロシアは破滅の瀬戸際にあると正直に言わなければならない。そして今、手を打たないと、飛行機は空中分解してしまうだろう」と語気を強めています。



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■「彼は英雄ではないわけです」とバッサリ

ジェット機が墜落し死亡したプリゴジン氏の、「飛行機は空中分解してしまうだろう」という言葉はあまりに衝撃的。

しかしジャーナリストの立岩陽一郎さんは、「今回は飛行機の墜落そのものを予測したとは思わないけれど、あれだけの強権的な国で反旗を翻したわけですから『自身になにかある』という恐れは抱いていたでしょうし、安穏に暮らせるとは思っていなかったと思うんですね」と冷静に分析。

続けて「彼は英雄ではないわけです。彼だってロシアのプーチン政権の一部であったことは間違いないわけですから」と、プリゴジン氏の立ち位置について解説しています。



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■谷原「示唆に富んでいるような気も」

立岩さんは「ウクライナの問題と彼をつなぎ合わせて英雄視するのは、危険だし意味がないと思います」と、ネット上でプリゴジン氏およびワグネルを英雄視する動きが見られることに警鐘も。

また谷原さんは「自分の未来を予見したようなこの映像…示唆に富んでいるような気もいたします」と、40秒の動画に意味を見出そうとする反響にも理解を示しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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