『24時間テレビ』“元祖プッツン女優”の発言に物議も…「銀幕スター健在」との声も
大久保佳代子さんに「見た目で勝負してないから」、峯岸みなみさんの10年前の件に「なんてバカな子」と発言。
26日から放送中の『24時間テレビ』（日本テレビ系）内「上田と女が朝まで吠える夜」に、女優の秋吉久美子さんが登場。
出演者に対する発言に物議が起こるなか、“プッツン女優”呼ばわりされていた時代を知っている人からは「銀幕スター健在万歳」などのコメントも見られます。
■大久保に「見た目で勝負してないから」
くりぃむしちゅーの上田晋也さんがMCを務める同番組の『24時間テレビ』バージョンでは、25名の女性芸能人が「つながりたい人」「つながりたくない人」を発表していきました。
そのなかで大久保佳代子さんが「つながりたくない人」として挙げたのが、秋吉久美子さん。9年前に共演した際、秋吉さんに「トリッキーなババァ」と発した大久保さん。本気で怒らせたのでは…と戦々恐々だったようですが、登場した秋吉さんはカチンとしたことは「まったくない」と回答。「やっぱりね～、見た目で勝負してないから～」とつづけ、大久保さんは「おいっ！」と大声でツッコみ、笑いに変えました。
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■峯岸みなみの10年前の件に「なんてバカな子」
また、出演者のなかで知っている人は？ と聞かれたなかで「あさこちゃん」といとうあさこさんを指しながら「やっぱり見た目で勝負してないな～って」とコメント。上田さんが「今日は秋吉さんが謝ってもらう立場ですけど、謝ってもらえませんか？ 色んな人に」と冗談めかして注意すると、「本当にすいません、見た目で勝負してるんで」「（出演者のなかに）レスラーがいるんだ。みんな体格がよくて、よくわかんない」と秋吉節は止まらず。
さらに上田さんが締めに入るも、「あとね…丸刈りにしてる子がいるの」と出演者のひとり、峯岸みなみさんを知っているとつづける秋吉さん。「なんてバカな子だろう、って思ったの。ダメだよ丸刈りになんかしちゃ～」と10年前の件で説教をはじめ、大久保さんが「ちょっと、もう帰ってもらっていいですか？」と制止し秋吉さんは退散となりました。
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■「ヒヤヒヤした」「銀幕スター健在」
“見た目イジリ”が避けられている昨今、秋吉さんの発言にネット上では「秋吉久美子って人無理かもせんwww まじでヒヤヒヤした笑」「秋吉久美子むり、無関係ないとうあさこに無礼な発言する時点でむり」「秋吉久美子が本音だか演出だか知らんが普通におもんない」と批判的なコメントが相次ぎ、X（旧・ツイッター）のトレンドに「秋吉久美子」がランクインするほどに。
一方で、秋吉さんが若かりし頃、「わがまま」「生意気」と言われ、扱いづらい女優として名が挙がるほか「元祖プッツン女優」と呼ばれていた人物。さらに、1979年、結婚・妊娠を発表する会見で「ものすごく痛いっていうでしょ。ぜったい私のお腹は大きくならないわ。卵で産みたいのよ」との発言がメディアに大きく取り上げられたことも。
この時代を知っている世代あらは「秋吉久美子の叩かれっぷりを見ると、加賀まりこや桃井かおりなんかも受付なさそうで、心地よい、当たり障りのない、空気読んでる発言をするタレントがひたすら好まれるのだろう」「『子どもは卵で産みたい』の名言を残した美しくも危うい自由な女ですよ。 わからない人はわからないでいい。そういう実存者」「コメントの9割がクレームか… 秋吉久美子は時代とは寝ないんだよ。 忖度なんてものはない。 周りに忖度させるのが昭和の大女優さん。銀幕スター健在万歳！」「昔からこういう人だよね。見た目をイジる時代ではないよ、ということは知っておいてほしいけど」とのコメントも寄せられています。
【冬野とまと】
千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。行動心理カウンセラーの資格ありだが、自分の行動が読めない。
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（文／fumumu編集部・冬野 とまと）