28日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、俳優の岡田准一さん、綾野剛さん、監督の藤井道人さんが登場。日本のエンタメ界の現在に言及しました。
■岡田がアクションを極めた理由とは
映画『最後まで行く』を監督した藤井監督は岡田さんの熱烈な大ファンで、岡田さんの過去の出演作品はほとんど把握している様子。
なかでも『木更津キャッツアイ』(TBS系)で岡田さんが演じた”ぶっさん”が大のお気に入りだったようで、「キュートでかっこよくない岡田さんも見たい」と思い、オファーした経緯を告白しました。
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■日本映画の現状に悩んだ時期も
現在はアクション俳優として評価の高い岡田さんですが、アクションを極めるきっかけは「日本人が日本映画で誇れるような映画を作りたい」と考えたことからなのだとか。
「自分はジャニーズなので、文化系よりはエンタメがやりたいな、と。世界共通言語であるボディアクションでエンタメって所を目指すってことが、自分にとっては世界に売れる日本映画を作れるんじゃないかって思った」と語ります。
エンタメに関して、厳しく基準を持っているという岡田さん。「役者をやるなかですごく悩むこともあるし、日本映画の実写がダメだって言われると自分に責任を感じる。日本はアニメとゲームだけだな、って言われたり…すごく苦しい時もめちゃくちゃあるんですけど」と苦しい胸の内を吐露しました。
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■藤井監督と綾野との出会い
しかし、岡田さんは「藤井監督と出会って、綾野さんと一緒に共演してこの作品をやれたことが、僕にとっては救いだった」と切々と伝えます。
つづけて「日本人が日本の映画面白いでしょ、って言えるものを作りたいっていう夢を諦めてはいない。だから1人で学び続けてる。そのためにはいろんなことができなきゃいけない」と今後の抱負を語りました。
視聴者からは「アクション俳優の岡田くんも好きだけど、ぶっさんの頃の岡田くんも大好き」「岡田くんの役者魂を感じました!」「ぜったい映画観ます」と岡田さんへの熱い応援コメントが寄せられています。
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(文/fumumu編集部・福井原さとみ)