八つ当たりをやめるには? イライラを態度に出さない3つのヒント
周りにイライラをぶつけてから、いつも後悔。怒りをコントロールする方法はあるのでしょうか?
イライラしたときに、つい周囲の人に八つ当たりしてしまう。「短気だと思われるのはイヤなのに…」と、八つ当たりしてから後悔している人も少なくないようです。
どうすれば、怒りをコントロールできるのでしょうか? イライラを態度に出さない方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①「なんで」はストップ
「イライラしたことに対して、その場で深く考えるのはやめたほうがいいかも。
たとえば、職場の上司の言葉でイラッとしたときに『なんであんなこと言うかな!?』『なんであんなに性格悪いんだろう』と考えても、怒りが増長されるだけなんですよ。冷静なときに考えるならまだしも、怒っているときに『なんで、なんで』と考えても答えは出ないです。
目の前にするべきことがあるなら、いったん考えるのはやめて、とにかく手を動かしたほうがいいと思います。作業に集中すれば、怒りも冷めていきますから」(30代・女性)
関連記事:イライラが我慢できない! 八つ当たりしてしまうのをやめられる?
②意識的に口角を上げる
「表情がとても重要だと思います。怒りを顔に出すと、その流れで態度に出て、言葉に出て…って、どんどん表に出てきてしまうから。
イライラしていても、周りに悟られたくないならとにかく笑う! グッと意識的に口角を上げることで、自分の気持ちをリセットできます。
表情を作ることに意識を向けているうちに、怒りのボルテージも下がると思います」(20代・女性)
関連記事:「心をフラットに」ってどうやるの? 感情を落ち着かせる3つのコツ
③愚痴る場所を持つ
「イライラしたことを、小出しに言葉にすることが大切なんじゃないでしょうか。自分の中に怒りを溜めていると、それが表情や態度に滲み出てしまうから。
どこかでガッツリ発散して、自分の中の怒りを空にしたほうがいいと思います。愚痴を言い合える同僚を作るとか、話を聞いてくれる行きつけの店を持つとか。オンラインカウンセリングやコーチングもいいかも。
気持ちを吐き出す場所を用意しておくと、なにかあっても『あの人に話を聞いてもらおう』とその場を乗り切れる気がします」(30代・女性)
目の前のことにひとまず集中することで、怒りの感情が膨らむのをストップできそうです。
時間がたてば、自然と気持ちがクールダウンしているかもしれないですよ。
・合わせて読みたい→「心をフラットに」ってどうやるの? 感情を落ち着かせる3つのコツ
(文/fumumu編集部・nana)