仕事をするうえで、上司や同僚など周囲からの評価はモチベーションに大きく影響するもの。自分では努力しているつもりでも、周りからの評価は今ひとつだったり、はたまたその逆もしかり。
俳優の山崎賢人さんが語ったエピソードに、共感するひとも多いのではないでしょうか。
■山崎から新社会人へメッセージ
今年3月放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)のインタビューに出演した山崎さん。
新社会人へのメッセージを求められ「自分がうまくいかないなって思ってても、周りの人から見たら『めちゃくちゃ良かった』って言われたりとか…」「そういうのがあるから、自分の感覚だけで『失敗しちゃった』って思うよりも、“自分が全力出して頑張りきった”っていうのが大事なんじゃないかな」と語りました。
共演していた女優の上白石萌音さんは「確かに」と隣で思わず頷き、スタジオの司会者からも「山崎さんのコメント、本当に素敵で響くメッセージでした…!」といった感嘆の声が上がった一幕。
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■約6割「納得いかない出来で高評価」の経験
fumumu編集部では、山崎さんが語った「仕事の評価」について、全国の10代~60代の男女1,000名を対象に調査を実施してみることに。
その結果、全体で61.5%の人が「自分では納得がいかない出来でも、周りから良い評価を受けた経験がある」と回答。
男女比で見ると、女性は61.3%に対し、男性は61.7%と、若干ではあるものの、男性のほうがやや該当率が高いことがわかりました。
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■「なんで? と不思議に思うことが…」
編集部が話を聞いた女性は、長年営業関係の仕事をするなかで、山崎さんと似たような思いを感じたことがあるよう。
「自分としてはうまくいってないつもりでも、契約につながることがあり『なんで?』と不思議に思うことがよくあります(笑)」と話します。
「自分で納得するまでって、結局自己満足の世界のような気がします。お客様や、同僚がどう喜ぶかな? どう反応するかな? っていうのを第一に考えながら仕事をしているので、自身の満足度はあまり考えていないですね」とコメント。
長年、周囲の反応を念頭に置きながら仕事を行なっているひとでも「確実にこれ!」とは言えない「成果につながる要素」はあるよう。
自身のなかで感覚やコツがつかめるまでは、山崎さんのように「まずは全力を尽くす」ということに注力してみると、おのずと結果につながることがあるのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)