マツコも苦言呈したSNSめぐる「あの問題」 1割超の女子がやらかしていた…
以前よりも意識は変わったと思いますが…。以前マツコさんも苦言を呈したSNSにまつわる「あの問題」。
外食をしたとき、様々な理由で料理の写真を撮る人がいます。現在では“映え”を意識したトレンドグルメも存在し、経済効果も期待される一方で、決して無視できない問題も…。
■“映えグルメ”の食べ残し問題
それは、映えグルメの食べ残し問題。2017年10月放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)でも、この問題にタレントのマツコ・デラックスさんが言及し、話題に。
番組では、プレゼンターとして出演した男性が、いわゆる“インスタ映えブーム”の影響を受けて、スイーツバイキングを提供している店が、様々な対応に追われている実情を吐露。
より写真映えするよう、たくさんのスイーツを皿に盛って撮影した後、食べきれず残してしまう客が急増している現状を嘆きました。
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■マツコも苦言「そんな奴らのために…」
男性の訴えを受けて、マツコさんは「何でそんな奴らのために…。『ケーキバイキング来てまーす』っていう女でしょ?」と苦言。続けて、「世間がこのインスタ映えブームに制裁を加えるべき」とも話し、「地に足をつけて生きろ!」と怒りが収まらない様子でした。
現在では、社会全体で食品ロス削減へ取り組む動きもあり、以前よりも食糧問題に関心を持つようになった人も多いはずです。
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■女子の約1割「映えグルメを残した」
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象にこの問題について調査したところ、全体で9.0%の人が「SNS映えする食べ物を買ったものの、食べきれず残した経験がある」と回答。
男性の6.0%に対して、女性は11.8%と女性のほうが高い割合に。
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■皆が買っていたスイーツの「その後」
編集部が話を聞いた30代女性は、SNSで話題になったスイーツを購入した際、忘れられない出来事があったと話します。
「友人と2人で、新しくできた商業施設に行ったとき。SNSで事前に情報収集をした私たちは、美術作品のような綺麗なドーナツが気になり、一目散にその店へ向かいました」。
「見事なビジュアルに私も友人も感激し、『ちょっと大きいかも?』と思いつつも1人1個ずつ購入。しかし食べてみると、想像以上に甘くて大きくて……。テイクアウトだったので、半分ほど食べたところで一旦休憩を挟むことに。しかし、私たちと同じような人は他にもいて、食べ残しをゴミ箱に捨てている人もいました」。
「私と友人は『勿体ないから』とその後完食しましたが、2人で1個で良かったねと反省しました」と話していました。
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■問題視された飲み残し問題
SNS映えグルメの食べ残し問題といえば、2018年頃にタピオカドリンクが大ブームとなった一方で、飲みかけが放置されたり、容器のポイ捨て問題が大きく取り沙汰されたことも。
自分が食べ切れる量だけを購入し、ゴミの後始末まできちんとすることを改めて心がけたいですね。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)