谷原章介、震災犠牲者を揶揄した高校生に困惑 「人が亡くなったことを…」
『めざまし8』で高校生が震災の犠牲者を揶揄するような動画を投稿して炎上し、学校側が謝罪コメントを出したことを報道。
13日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、男子高校生が東日本大震災の犠牲者を侮辱したとも思われる動画をSNSに投稿して炎上したことを報道。
司会の谷原章介さんも困惑気味に苦言を呈し、反響を呼んでいます。
■震災犠牲者を揶揄するような動画投稿
東日本大震災から12年目となる3月11日、埼玉栄高校の男子高校生が、震災犠牲者を揶揄するような内容のメッセージ動画をSNSに投稿。
この動画内で彼は「東日本大震災のこれをみている方、生きていてとても嬉しいです。また死んでしまった人はお墓で聞こえないと思うが、ほんとに悔しいです」と笑いながらのべており、最後にアーメンをもじったような卑猥な言葉も。
ネット上では、芸能人らが投稿した「震災犠牲者を悼む動画」のパロディのつもりではないかという意見も見られ、怒りや苦言が飛び交い炎上状態となっています。
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■震災を知らない世代への教育に言及
今回の騒動を受けて、同校は「この度は、本校生徒が大変不適切な動画をSNS上に掲載したことにより、多くの方々にご不快な思いをさせてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます」とSNS上で謝罪。
高校生も当該の動画を消去した様子ですが、12日に炎上系インフルエンサーが取り上げて現在も炎上が続いているもようです。
倉田大誠アナウンサーは、「谷原さん、もちろんこれは個人の大きな問題かも知れませんけれども、震災を知らないそういった世代にどう伝えていくのかということも、改めて重要ですね」と、若い世代への道徳教育のあり方に言及しています。
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■「人が亡くなるってこと理解していない」と推察
谷原さんは震災当時を振り返りつつ、「あの当時は多分小学校に入るか入らないかぐらいのまだまだ幼かった頃で記憶としては薄いのかも知れませんけれども…やっぱり、あれだけたくさんの人が亡くなったってこと、知ってはいても人が亡くなるってこと理解していないのかなと思うんですよね」とコメント。
軽い気持ちで不謹慎な投稿をしてしまったかもしれない高校生の心境に思いを巡らせ、「ですから改めて人が亡くなってしまうんだってことを、自分自身に置き換えて考え直してみてですね、理解しなおしてほしいと思います」と苦言を呈しています。
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■谷原章介「拡散しすぎない」こと願う
学校側は、毎年生徒にSNS教育を行ってきたとのことですが「まだまだ心の教育が生徒個々に行き渡っていなかった」と反省のコメントを出しており、「当該生徒も含め、全校生徒に対してよりきめ細かな心の教育による道徳心の向上を図っていきたい」と再発防止の対策を約束。
谷原さんは「ただ当然これは充分拡散してしまっていますので、これ以上拡散しすぎないこと願っております」と、炎上が続いている現状を憂慮しています。
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(文/fumumu編集部・星子)