朝起きてすぐ、通勤通学中、寝る前…気が付けば1日のほとんどをスマートフォンと共に過ごしている現代社会。
「スマホ依存症」という単語が頻繁に議論を巻き起こしつつある中、それでもスマホはやめられない、もう生活の一部だととらえる方は多いかもしれません。
しかし、近日中国で尋常じゃない時間をスマホに費やし、ついには倒れてしまった少女がいると報道され現地のネットユーザーを驚かせています。
■依存症を解消するため…
中国に住む14歳の少女・Aさんは、その名の通り「スマホ依存症」でした。
隙あらばスマホをイジる娘を両親は心配しており、度々注意をしてきたのですがある日夜中にこっそりスマホゲームをやる姿を見て「これは改善させなければ…」と決心したのだそうです。
両親はAさんを祖母が入院している病院にしばらくの間宿泊することを命じました。祖母との会話や世話で少しでも気がまぎれ、スマホばかり見る生活から脱却する未来を期待してのことでした。
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■81時間、ずーっとゲーム
しかし祖母の世話が思いのほか簡単だったのか、Aさんは残りの時間でスマホに没頭します。うるさい両親がいない病室で彼女はなんと81時間連続でスマホゲームをやり続けました。
不眠不休が祟ったのでしょう、3日以上眠らずにスマホと向き合っていたAさんはそのまま倒れてしまい、意識不明に。
たまたま回診していた医者に発見され、一命を取り留めたと伝えられています。
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■倒れた理由に呆れる声
病院側がAさんの健康チェックを行った所、倒れた原因は「スマホによる過労」だったとのこと。
続いて「このような状況下で倒れるケースはかなり珍しいのですが…」と言葉を濁らせ、今後スマホを使用する時間をコントロールするべきだとAさん及び家族に忠告したのだそうです。
この「スマホ好きすぎ事件」を受け、現地のネットユーザーからは「なんで3日も寝ないで遊べたの!?」「ヤバすぎる」「充電の消費量も半端なさそうだな…」など、困惑の声が続出。
「見舞いに来られてるはずの祖母が一番驚いてるだろうな…。住み込みの看病なのに孫はずーっとスマホとしか向き合ってないんだから…」
と、祖母側に同情する意見も寄せられました。
今や生活に欠かせないスマホですが、何事もほどほどに…。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)