イングランド代表がカタール猫保護 谷原章介「一緒になれるといいですね」
カタールでイングランド代表選手が宿舎におとずれた猫をデイブと名付けてかわいがりイギリスに連れ帰る意志を表明。
サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で、準々決勝に進みフランスに1-2で敗退したイングランド。
15日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、そんなイングランド代表選手がカタールの野良猫デイブと友情を育んでいたことを報じ、反響を呼んでいます。
■イングランド代表に懐いた野良猫
W杯サッカーイングランド代表が宿泊していたホテルには、いつの間にか1匹の野良猫が訪れるようになり、選手と交流していました。
同番組によると、厳格なイスラム教国であるカタールでは、猫は大事にすべき生き物と考えられているとのこと。
街中に人懐っこい猫が行き交う環境でイングランド代表に懐いた野良猫は、デイブと名付けられ溺愛される存在に。
カイル・ウォーカー選手は準々決勝を前にして、もし優勝したら「我々と一緒に家に帰ろう」と約束したとのべており、惜しくも敗退した後も気持ちは変わらなかったもようです。
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■カタールもイギリスも猫を大事にする国
ウォーカー選手らは、デイブをイギリスに連れ帰り面倒をみることを決断。デイブはイングランド代表の非公式マスコットと化しており、BBCによると、4ヵ月間の検疫期間を経て新たな住処(イギリス)に移動する予定とのことです。
司会の谷原章介さんは、「ちょっと時間かかるけど早く選手と一緒になれるといいですけどね」と笑顔でコメント。
猫好きで知られる三浦瑠麗さんは、イギリスには「タビーの日(日本で言うトラ猫の日)」という日があり「首相官邸がアナウンスすることもある」というエピソードも披露し、「両方猫を大事にする国でよかったんじゃないでしょうか」とのべています。
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■イギリスには動物を愛する国民性が
同番組はカタールの市街地の猫たちも取材しており、道端にはかわいくて人懐っこい猫があふれていることが見て取れます。谷原さんは「日本だと猫が多い、かわいがられているのはいい街だって言われますがイギリスはどうですか?」と、実業家のデービッド・アトキンソンさんに質問。
アトキンソンさんは「とにかくイギリス人、こういう動物保護とかはかなりクレイジーな国ですから」「実際に保護団体が、鳥たちですとか、動物…王立の団体になっていまして本当に大事にする傾向・国民性があります」と、イギリスの動物事情について説明しました。
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■イギリスで動物をいじめたら「攻撃されます」
アトキンソンさんはさらに、イギリス人の動物好きを評して「批判されたければ動物をいじめればいい」「一斉に全国民から攻撃されます」とキッパリ。
動物愛溢れる国民性に谷原さんも驚いた様子で、「デイブも王室からの保護があるかもしれませんね」と期待を寄せ、アトキンソンさんは「それはありえますね」と応じていました。
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(文/fumumu編集部・星子)