11日放送の『スッキリ』（日本テレビ系）に、アニメーション監督の新海誠さんが出演。
作品作りにおいてRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さんから受けた影響について語りました。
■新作『すずめの戸締まり』での挑戦
新海監督の最新作となる映画『すずめの戸締まり』が11日より公開されたことを受け、番組では新海監督、登場人物の声を務める女優の原菜乃華さん、SixTONSの松村北斗さんが出演。
同作で激しいアクションシーンに挑戦したと話す新海監督は、それゆえ2人がアフレコスタジオで苦労していたと振り返り、これに原さんは「とにかく心拍数を上げるためにマイク前で駆け足とかしながら撮ってました」とコメント。
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■新海監督のやりかたを称賛
松村さんも「リアルにやりすぎるとアニメーションにミスマッチとか。逆にガツンと当てすぎちゃうとかっこよすぎてリアルさがない」とアフレコの苦労を語ります。
また「新海さんのディレクションに従っていくと自然といいものができた」と続ける松村さんは、指示が「細かったです（笑）」と回答しながらも「必ずワンテイク撮るごとに『今の素晴らしかったです』って褒めてくれて…気づいたら1回目のテイクと最後のテイクは全く違うっていう完成形になっている」とそのやりかたを称賛します。
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■「これは使えるなと…（笑）」
ディレクションについて聞かれた新海監督は「最初に素直に思った気持ちは伝えたい」と述べたうえで「2人に担っていただいた時点で間違いないって思っていたので…」「あとは細かなチューニング」だったと回答。
また最初に褒めてから指示するという方法は「RADWIMPSの野田洋次郎さんを真似してる」と明かし、前作に続き音楽を担当する野田さんが「今の素敵でした」とオーケストラ勢に言っているのを現場で目にし「これは使えるなと…（笑）」と真似するようになったと明かしました。
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■「理想的」「観たくなった」の声
放送後、視聴者からは「ディレクションする前に『素敵だった』って褒めるのはRADWIMPS野田洋次郎さんを真似した新海誠監督」「新海誠監督、まさかのRADWIMPS野田さんを真似てほっくん褒めてた」など驚きの声が。
そのほかに「スッキリみてるけど新海誠と野田洋次郎のフィードバックの仕方が理想的だ」「朝から、スッキリで新海誠監督の話を聞いて観たくなったなぁ」といった声も寄せられています。
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（文／fumumu編集部・黒木 ゆず）この記事の画像（1枚）
