女子高校生のなりたい職業ランキングの1位が「キャバクラ嬢」となり、世間を騒がせた2019年。
あれから10年以上が経過しましたが、Z世代の若者達からキャバクラの仕事は敬遠されているといいます。
そこで今回、イマドキの若者達の「夜のアルバイト事情」について調査してみました。
■若者がキャバクラアルバイトから離れた理由とは?
Z世代の若者が、キャバクラから離れた理由とはどんなものなのでしょうか。
過去にキャバクラで働いていたことがあるという20代の女子に話を聞いてみました。
「キャバクラでバイトしたこともあるのですが、店から『お客さんに営業電話しろ』と言われるのが嫌でやめちゃいました。
最初は必死にお客さんを呼んでいたりもしたのですが、そのせいで学業がおごそかになってしまったことも…。水商売を続ける意味がわからなくなってしまったんですよね」(20代・女性)
「ドレスやヘアメイク代にお金がかかるのが嫌でしたね。店の先輩たちは経費で落としていたそうですが、私は週2のバイトだから全部自腹。
かわいい格好がしたくてキャバクラで働いたわけじゃなかったので、それなら私服で働けるバイトのほうがいいなと思ってやめちゃいました」(20代・女性)
「大学入った頃にキャバクラでアルバイトをしていました。お客さんやお姉さんも優しくて、ブランド物のバッグやドレスをくれるのは嬉しかったのですが、学生には不相応と思っていました。
親にはキャバクラで働いていることを内緒にしていたので、家に持って帰れなかったので置き場所にも困っていました。
また、続けていたら金銭感覚が狂いそうと思ったのもやめた理由のひとつです」(20代・女性)
関連記事:水商売で働いた経験を伝えるメリット・デメリットとは?
■Z世代に人気の夜のアルバイトは?
10年前とは打って変わって、キャバ嬢に魅力を感じない…と語るZ世代の若者達。
そんな彼女たちに、人気の夜のアルバイトを聞いてみました。
「メイドや制服が着れるコンセプトカフェ。色んなコスプレができるし、接客もキャバクラほど厳しくないから」(20代・女性)
「ガールズバー。キャバクラのように無理してお酒を飲まなくていいし、カウンター越しの接客だから精神的にもラクですね」(20代・女性)
「バー。色んな人と出会えるから人生経験としてよさそう」(20代・女性)
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