ネガティブな感情が止まらずに、他人に対して攻撃的な気持ちになってしまう。嫉妬や恨みが膨らんで、なかなか止められない。人生の中では、誰しもがそんな経験をするのではないでしょうか。
ループする負の感情を、どうすればストップできるのでしょうか?
fumumu取材班が、ネガティブな感情を整理するコツを聞いてきました。
①原因を探す
「ネガティブな気持ちになった根本的な原因を、しっかり自覚することが重要だと思います。『なんとなくモヤモヤする』くらいだと、解決するべきことがわからなくて不安が消えないですよね。
いつからネガティブな気持ちが出てきたのか? 誰かと話したことがきっかけだった? 食事や睡眠に問題はない? など、自分の生活を振り返っていくと、思い当たるものが見つかるんじゃないでしょうか。自分がイライラしやすい事柄があるなら、忘れないようにメモしておくのもおすすめです。
原因がわかったら、あとは解決方法を探すことに力を注げますから。ゴールがあることに思考を働かせたほうが、終わりのない不安も消えると思いますよ」(30代・女性)
関連記事:ネガティブな気持ちと上手に付き合うには? 自分を追い詰めない考え方
②捉え方を変える
「自分の感情が嫌になったときは、考え方を少し変えてみるのがおすすめです。例えば、他人に対して攻撃的な気持ちになったときに『人の不幸を願うなんて、自分って嫌なやつだ…』と考えると、さらに自己嫌悪の気持ちが出てきてしまいますよね。
そういうときは、『あの人を理解しようと努力したから、裏切られた気がして悲しいんだ』と捉えてみるんです。自分の努力を認めないままだと、どんどん虚しくなってしまうから。
ネガティブな感情が出てきた本当の理由はどこにあるのか? 自分の努力を無視していないか? と考えてみると、自分のしてきたプラスの行動に気づけるんじゃないでしょうか。『自分なりにがんばった』と自分を認められたら、負のループから抜け出せると思います」(30代・女性)
- 1
- 2